紫キャベツで作るカラフルサイエンス!虹色の液体に挑戦しよう!
今日は、人気の色が変わる実験 をご紹介しますよ!なんと 紫キャベツ を使って、虹色の液体を作れます。これ、子どもたちにやらせると、もう大興奮間違いなしの実験です。実際に、どうやってこのカラフルな魔法を作るか、さっそく見ていきましょう!
紫キャベツで虹を作ろう!
紫キャベツって、実は科学の世界ではすごい材料なんです。酸性・アルカリ性の違いで色が変わる特性を持っているので、簡単に 虹のようなカラフルな液体 が作れちゃうんです!
用意するもの:
•紫キャベツ
•炭酸水素ナトリウム(重曹)
•希塩酸
•ビーカー
•メスシリンダー
作り方:
1.紫キャベツを細かく切ってビーカーに入れ、キャベツが浸るくらいの水を入れてガスバーナーで温めます。すると、水が紫色 に変わります。
2.水がしっかり紫色になったら、火を止めて キャベツを取り除き、紫色の液体だけをメスシリンダーに入れましょう。
3.次に、炭酸水素ナトリウム(重曹)を5g加えます。すると、紫色の液体が 緑色 に変化!この瞬間は「わぁ!」と驚くポイントです。
4.ここで 希塩酸 を少しずつ静かにピペットで加えていきます。注意点として、急いで入れると泡が出てこぼれるので慎重に。すると、液体が 赤色 に変わります。
5.最後に、 ガラス棒で液体を静かにかき混ぜ てみてください。すると、下が緑、中央が紫、上が赤の カラフルな層 ができて、まるで液体の中に虹が現れたみたい!
なぜ色が変わるの?
さて、この魔法のような色変わりの正体は… 化学反応 なんです!紫キャベツに含まれる アントシアニン という成分が、酸性・アルカリ性の違いによって色を変える仕組みになっています。
•中性 では紫色
•アルカリ性 だと緑色
•酸性 になると赤色
つまり、炭酸ナトリウムで液体がアルカリ性になって緑に、希塩酸で酸性になって赤に変わったというわけです。さらにガラス棒で静かにかき混ぜると、下が緑、中が紫、上が赤に分かれて、見事に虹色の層ができるんです!
ポイント は、ガラス棒でやさしくかき混ぜること。強く混ぜすぎると、全体が酸性になってしまって赤一色になってしまうので、そーっとゆっくりがコツです!