インプロ(即興劇)によるイエス・アンドの体験
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
クラスで即興劇(インプロ)のワークを行いました。インプロについては、wikiをご覧ください。
台本を用意せずに、その場の対応が求められるワークで、相手の話をよく聞くこと、自分の気持ちを伝えること、空気を読むこと、などの力が鍛えられます。前任校でもやったことがあり、楽しくて学びが深いため、勤務校でも取り上げてみました。生徒にとっていろいろな学びになるかなとおもって実践をしたのですが、思いの外盛り上がりました。
海外では普段日常的にインプロが行われる場があったり、ビジネスや教育現場でも活用されている手法です。
今回用意したのは、
知っているよ、それはちょうどいい、プレゼント、ジェスチャー伝言の4つです。プレゼントについては、時間の関係でできませんでしたが、その他のものについてはできました。
使った資料を公開します。各学校でも利用できるかなと思います。
これらには、「イエス・アンド」という概念が含まれており、相手がいったことを否定せずに受けいうれ(イエス)、そしてそこに自分の情報を付け加える(アンド)が求められるワークです。コミュニケーションでも、相手のいっていることをまずは受け入れることが大切ですよね。
ただ言うが易しで、私自身、相手が言っていたことについて、その場で否定をしてしまうことがあり、反省することがよくあります。ですので、これらのワークを通して、受け入れる姿勢が自然に身につけばいいかなとおもって、生徒に届けたいなとおもってやってみました。
詳しくはこちらの本「心を育てるグループワーク」も参考にしてみてください。