楽しめるグループワーク盛りだくさん!「心を育てるグループワーク」

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

心を育てるグループワーク」という本を買ってみました。前任校でプロジェクトアドベンチャー(PA)について学ぶ機会があり、こちらでも色々とやってみようと思って購入したところ、理論などがまとめられていて、値段以上の価値がありました。

実際に一つ実践として「人間コピー機」をクラスでやってみましたが、大いに盛り上がりました。

本についてはまだ読みはじめなのですが、その中でも気になったのが、生徒同士が仲の良いグループの中に入り込んでしまっていて、クラスの中にたくさんの島のようなものができている状態になっているのではないかという指摘です。島と島同士は関わりがうすく、相手の島が風景のようになっているから、島の外のことに関心をもてなくなっており、島の外のにいる人の痛みや苦しみを感じることができず、いじめ等の問題行動が起きるのではないかという指摘です。

これをよんだとき、自分が中学校や高校のときの感じと一致をして、なんとなくの違和感を言葉で説明をしてくれてスッキリしました。だからこそ、人と人を結びつけるグループワークやプロジェクトアドベンチャーが大切だということになります。

以前勤めていた学校では、中1のはじめにプロジェクトアドベンチャーを体育館で全員で行ったり、中2でも旅行行事の中にプロジェクトアドベンチャーが取り入れられていました。それらは仕組みとして意味のある機能であったのだなと再確認をした次第です。

今になってわかることがいろいろあります。今の生徒に必要なことを伝えていきたいなと思いました。

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