ラミネで簡単!水溶液の性質(酸性・中性・アルカリ性)を確かめる実験
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
酸とアルカリの性質を確かめる実験を行いました。
試薬調整は以下のもので行いました。
・塩酸3% → 濃度10%の塩酸を作り置きして、そこから作ると便利。
・水酸化ナトリウム 2% 水酸化ナトリウム2gに水を加えて100gにする。
・アンモニア水1% 市販のアンモニア水(25%)3mLに、水を加えて100mLにする。
・食塩水5% 食塩5gに水を加えて100gにする。飽和食塩水でも問題なし。
・硫酸2.5% 濃硫酸(約95%密度1.85g/cm3)1.5mLを水100mLに少しずつ加える。逆のことはしない。
作ったものはすべてプチボトル(ナリカ)に入れると便利です。また色の変化などをみるだけなので、ラミネートした実験シートに直接たらすと、片付けも楽ちんです。水に流して、さっと一拭きする感じですかね。
気になるのはフェノールフタレインのところが、少し表面が白く残ることです。フェノールフタレイン自体がプラスチックと何か反応するのでしょうか。
また、アンモニアは最後にたらしました。アンモニアは気化して隣の溶液に入っていくようで、食塩水の指示薬の色が変わっていき、その影響力の大きさがまた興味深いです。
科学のタネを発信中!
ニュースレターを月1回配信しています。
[subscribe2]