液状化現象の実験(砂と礫の比較)

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

実習生と一緒に、 #液状化現象 の実験をカップで行いました。カップの中には砂、砂よりも粒子の小さい土、砂よりも粒子の大きい砂利を用意しました。100mlビーカーいっぱいに砂をつけめて、カップにうつしていき、カップを20個用意しました。

カップにいれた砂に水をいれていき、水をかけて全体を湿らせます。その際に表面に水が出てきた場合は、ティッシュで表面にある水を優しく拭き取り、表面を乾いた状態にしておきます。これを横にゆらして地震を起こしていきます。

10班あるので、班に2つずつカップを配り、一つのカップだけを揺らしてみます。

揺らす前

揺らした後

このように揺らす前と後で、水が表面に浮き出てくるのがわかります。ただし揺らす前と揺らした後で、高さが同じというところがポイントになります。

土でやってみると、液状化があまりみられません、、、。

砂利でやってみると、液状化はほとんど起こりませんでした。

面白いのは砂よりも粒子が細かくてもあまりおこらない、粗くてもあまり起こらないということです。奥が深いですね。

 

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