エンドウの花の様子と自家受粉について(植物図鑑)
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
GWにて、実家の庭に #エンドウ の花が咲いていたので、観察をしてみました。実もたくさんなっていました。
花が面白い形状をしています。
このようになっていて、一見おしべとめしべが見つかりません。中央に花びらがまるまったものがあり、それをめくってみると、
このようにおしべとめしべが入っています。おもしろい形をしていますね。こちらのサイトになぜこのような形状をしているのかが書かれていますが、
花の断面を見ると、おしべは、めしべの柱頭の近くにあり、花が咲くときに、おしべが柱頭にふれて、自分の花の花粉が受粉する(自家受粉する)。また、おしべとめしべが花びらに包まれていて、虫が入り込みにくい。
このように自家受粉をする作りになっているので、虫が入り込みにくくなっているのだそうですね。ではなぜ花がさくのか?など不思議におもいますが、メンデルはこの自家受粉をするという性質をつかって、エンドウを選んで実験をしたのだそうですね。植物って面白いですね。
エンドウについてはこちらもご覧ください(wiki)。エンドウの種も売られています。
科学のタネを発信中!
ニュースレターを月1回配信しています。
[subscribe2]