クエン酸と重曹を反応させる実験
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
科学部の生徒の実験を見せてもらいました。クエン酸と重曹をまぜて、そこに水を加えると、二酸化炭素が発生するという実験です。どちらも食品にふくまれているもので、危なくない実験です。ラムネや入浴剤でも使用されていますね。
これはクエン酸のカルボキシル基 COOH の H と Naが交換されるためなのだそうです。
クエン酸 と 重曹 NaHCO3 は、 クエン酸ナトリウムと、炭酸 H2CO3 、炭酸は水と二酸化炭素になります。詳しい化学式はこちらにかかれています。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12249984097
wikipedia参考(炭酸)
普通は水溶液(炭酸水)中のみに存在し、水に溶解した二酸化炭素の一部が水分子と反応して炭酸となる。
- {\displaystyle {\ce {CO2(aq)\ +H2O(l)\ <=>\ H2CO3(aq)}}}
この反応の平衡定数 (Kh) は 25 ℃で 1.7 × 10−3 であり[1]、著しく左に偏っているため水溶液中の二酸化炭素の大部分は CO2 分子として存在する。
吸熱反応のため、さわるとひんやりとしました。
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