Meetを使ったオンライン授業について(第5波)

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

#新型コロナウィルス によりまた学校が完全な休校となりました。休校といっても、今回もどうように #オンライン授業 の配信を行っています。どのようにして配信を行っているのか、今後のためにもまとめておこうと思います。

第1波(2020年6月ころ)のときの休校時には、事前録画した動画授業を配信していましたが、多くの先生方が苦労をしていました。私もいろいろなものを著作権を気にしながら作り直して動画収録をして配信という作業がとても大変でした。それらで困ったので、基本教材の図も絵もすべて自分で作ることにしました

第4波(2021年9月ころ)のときには対面授業+オンライン授業というものを体験しました。生配信を利用しています。どちらの生徒も相手にするのは、結構大変でどうしてもオンラインの生徒への対応が減ってしまうようにに感じました。

第5波(2022年1月)の今回は完全オンラインなので、第4波よりも難易度が下がり少し対応が楽になっています。

今回は、生配信型で、配信は理科室から行うことにしました。機材としてはiPad(学校支給・配信用)と三脚と、手持ちのもう一台のiPadmini(個人持ち、電子黒板にて使用)+Applepencilで行っています。

iPadのMeetURLを、#GoogleClassroom にて生徒に配信、生徒はいつもの授業時間に会議室から入ります。教員も自分のいつもの教室にいって #Meet を開いておきます。

すると生徒がぞくぞくと入ってきます。そして画面録画をしながら(※)、授業を始めます。授業の様子はこのような感じです。板書の代わりに #iPad の  #miyagiTouch アプリを使って授業を勧めます。拡大縮小が楽にできて、文字も大きめにかけて便利です。

実験も行いました。実験はあらかじめものを用意しておいて、カメラをリアからフロントにと切り替えながら行いました。どうしても演示になってしまうのがさみしいところですが、(生徒も自分も)盛り上げるために三分間クッキングのような鼻歌を歌いながら行ってみました。

そして授業を通常通りやっていきます。せっかくのライブ型なので、生徒には手を挙げるボタン、コメントなどを利用しながら、話しかけて、答えをもらってすすめるなどを繰り返していきます。ペースは普段の授業と同じくらいまたは、やや速くなりました。生徒の表情が見えないのが少しつらいですね。

ただ生徒もなれてきているようで、手を上げたり、コメントに答えを書いたりと、積極的に参加してくれています。

授業が終わりましたら、休んでいる生徒、配信がなんらかのトラブルで見れなかった生徒用に、プリントの答えや、Meet録画のデータをGoogleClassroomで共有します。

録画したものはこちら。

このような流れで授業が進んでいきます。昨年度から作りためていた動画教材も役立っています

そんなに難しい設定等を必要としないので、昨年のコロナ休校よりはぐっと先生方の困りごとや、生徒からの相談などが減りました。

※ iPadでMeetの録画機能を使うためには癖があります。Meetアプリで会議室を開くと録画ボタンがでてきません。そのためMeetをSafariブラウザの新規タブから開くというテクニックを使うことにより、PCと同様の環境のMeetを立ち上げることができ、いろいろな設定ボタンを使うことができるようになります。

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