プログラミングと論理的思考について

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

プログラミングについて生徒といっしょに学ぶ授業に出てきました。面白い内容だったのでまとめて紹介したいともいます。プログラミングについて学ぶ前に、プログラミングは「コンピューターが理解できるように指示・命令を作ること」をいいます。

例えば自動販売機について考えると、

お金投入
投入された金額の表示
購入ボタンが押される
ちょうどいい 飲み物をだす
多い 飲み物とおつりをだす
足りない 飲み物をださな

というように、「お金を入れたらジュースを出す」ではなく、一づつ分解してやらせたい作業について順序立てて指示をしていきます。ここで大切なのが、論理的思考、あいまいさをなくして順序立てて考えることだということでした。

また抽象化志向によって、目先の問題解決だけではなく、本質を明確にして問題解決をすることで、一気にまわりの問題が片付くということについても、説明をしていました。

これからを生きる私たちが知っておきたいこととして、

伝わる指示を考える(論理的思考)と、そもそものアイデアを考える・なにがやりたいのか(抽象化思考)が人間の仕事として残っていくのではないかとのことで締めくくられて、その後実際にScratchにてプログラミングをしました。

アベベの冒険という本がぼくも好きですが、論理的思考を大人になる前に学んでおく・身につけておくことは必要ですね。

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