キューティクルが痛む?髪の毛とブラシの関係(静電気)

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。

髪の毛(人毛)をセットするときにプラスチック製の櫛(ポリエチレン等)を使うと、静電気が起こってしまいまとまりません。帯電列を見ると人毛はプラスに帯電しやすく、ポリエチレンはマイナスに帯電しやすいため、こすり合わせると静電気が発生するので、髪の毛がプラスに帯電してしまい、毛どうしが反発するからです。

しかし江戸時代など古くから使われている天然毛(豚毛等)のブラシを使うと、髪の毛も天然毛も帯電列で同じ左側にあるために、静電気は起きにくく冬場でも髪がまとまります。「所さんの目がテン!」という番組で実際に髪の毛を20回くらい天然毛のブラシ、静電気除去ブラシ、プラスチック製のブラシでこすって髪の毛を溶かしたときの静電気の電圧を測定していました。

すると天然毛の場合は+0.45kVm,静電気除去ブラシの場合は+0.82kV、プラスチックの場合は+5.28kVという結果でした。3kVくらいの電圧であれば放電も起こるので、プラスチックの場合は静電気がそれなりにたまっていることがわかりますね。

 

所さんの目がテン!(日本テレビ)

  私も詳しくは知りませんが、静電気がたまると、キューティクルが傷ついて、髪がぱさつくそうです。

 女性には興味深いテーマかなと思います。実際にこちらの静電気測定器を自腹で買ってみました。今度試してみようと思っています。

科学のタネを発信中!

ニュースレターを月1回配信しています。


 

登録はこちらから