静電気の歴史をたどる!平賀源内のお屋敷とお墓を訪ねてみた(静電気実験)
平賀源内とエレキテル:日本最古の静電気実験
みなさんは「エレキテル」という言葉を聞いたことがありますか?エレキテルとは、静電気を発生させる装置のことです。静電気と聞くと、冬にドアノブを触ったときに「バチッ」となるアレを思い浮かべる人もいるかもしれませんね。しかし、江戸時代の日本でも、静電気を利用した実験が行われていたのです。
『日本の伝記 平賀源内』(集英社)より引用
日本で初めてエレキテル(静電気発生装置)を復元したのが、平賀源内先生です。
エレキテルの仕組みは、現在の「バンデグラフ」と「ライデン瓶」を組み合わせたようなものになっており、静電気を起こしつつ、それを溜め込むことができます。この装置を使い、平賀源内先生は当時、静電気を使った実験や「静電気ショー」を行っていたとされています。
平賀源内が実験を行った場所
そんな平賀源内先生が実験を行っていたとされる場所が、東京都の清澄白河にあります。江戸時代に、科学実験をしていた場所が現代にも残っているなんて、ちょっとワクワクしませんか?
今回は、その場所を訪れてみることにしました。江戸時代の科学の舞台を巡りながら、平賀源内先生の偉業についてさらに探っていきます!
平賀源内エレキテル実験
平賀源内先生がエレキテルの実験を行った場所には、現在石碑がたっています。こちらがその場所です。
〒135-0024 東京都江東区清澄1-2-1
実際に訪れてみました。清澄白河駅から徒歩10分くらいの場所にあります。駅前にあった看板にも書かれていました。
地下鉄清澄白河の駅から地上に出て、隅田川を目指して歩きます。
隅田川にぶつかったら、橋は渡らずに左折します。
一見なにもなさそうなのですが、この建物をすぎたところに、
石碑発見!ここでおこなったのか〜。昔は平賀源内先生のお屋敷があったのだとか。
私物の日本の電気「平賀源内」、ナリカ製品の「静電高圧ゼネコン」とお手製の「ライデン瓶」もおいて拝んできましあ。2つセットで、現代のエレキテルですね。
静電気大好きのぼくも、平賀源内先生の石碑の前で撮影しました。
通っている人に非常に不審がられました。ただそんなことは気にならず、この場所で平賀源内さんが実験(見世物だと思いますが…)をしていたかと思うと、感無量です。
『日本の伝記 平賀源内』(集英社)P120より引用
平賀源内のお墓に行ってみた!
次に。平賀源内のお墓にもいってみました。南千住駅から徒歩15分ほどの場所にあります。少し遠いですが、歩けない距離ではありません。
〒111-0023 東京都台東区橋場2丁目22−2
わかりにくいのですが、ぐるっとまわって南側に門があります。
門が閉まっている場合は、近くまでいって鍵がかかっていなければ入っていいとのことでした。今日は開いていました。よかった。
門には平賀源内先生の功績などがかかれている看板がありました。
記念に一枚。
門からはいってぐるっとまわると、
平賀源内先生のお墓がありました。晩年、人を殺してしまい罪人となって牢獄で死んでしまった平賀源内先生。罪人なのでお骨はないと思われていたそうですが、1900年頃に実際調べたらあったとのこと。友人であった杉田玄白らがお墓を作ったそうです。愛読書「大人の科学マガジン」のエレキテル号をおいて、撮影しました。
小学生から大好きだった科学者?発明者。
いろいろな思いや気持ちをぶつけてきました。
日本電気学の祖といわれている「橋本宗吉先生」のお墓や実験の地も訪れたいところです。詳しくはこちらの記事がとても参考になります。
国立科学博物館展示物説明より
静電気発生マシーン(バンデグラフ)を使うと、こんな面白い実験が!!
バンデグラフを使った面白実験も公開しています。この実験は、広瀬すずさん・鈴木亮平さん・やす子さん・チョコレートプラネッツの長田さん・松尾さん等とテレビ番組にて行った実験も含まれます。詳しくはこちらをどうぞ。
※ なお、静電気発生装置(バンデグラフ)を用いた実験については、必ず専門家の方の立ち合いのもと行ってください。お気をつけてお試しください。また静電気実験に関するご依頼(実験教室やTV監修・出演等)についてはこちらからお願いします。
【特集】やめられなくなる!静電気実験
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