ブレッドボードと素子で実験!「キルヒホッフの法則」

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。 

キルヒホッフの法則に関する実験を行いました。この実験は昨年度から教材会社が販売しているものではなく、普通に売られている素子を使って行うように変更しました。

セットを作るのに苦労をしましたが、一度作っておけば毎年同じセットで
実施することができます。1年だけ大変なだけですね。

このような素子を使った意図としては、テスターやブレッドボード、LEDや抵抗など、大学で触れるであろうものを生徒に事前に扱わせたかったことと、ブレッドボードを使えば回路をいろいろ組み替えたり、また一度使った素子を再利用できて、次の生徒実験に活かすことができたりと、エコだということもあげられます。

回路は色々と組みましたが、例えばこちらの回路をくんで、テスターの黒をaに、赤をbにあてると、電位が負で表示され、回路を一周して、電圧を足してみるなどの実験です。

実際に足し算をしてみると、ぴったりと0Vにはならないということもわかり、それがどこに原因があるのかを考えたりしました。生徒ははじめて触る抵抗やLEDやプッシュスイッチに心が踊っていたようです。また「かわいい!」などという生徒もいました。

ぼくもスイッチをみて「かわいい!」とは思うのですが、多くの反応は足がたくさんあって「気持ち悪い」だと思ったので、それは意外でした。昨年度も同じように「かわいい」という生徒がいたのですが、理系の生徒はちょっといい意味で変わっているのかもしれませんね。良い生徒がそろっていてうれしいです。

みなさんはキルヒホッフの法則のあたりで、どんな実験を入れていますか?面白いものがあったらぜひおしえてください。物理をはじめとした理科も、家庭科のように実技がメインになるといいですよね。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。