仕事とエネルギーを水に例えた図の紹介
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
先日次の論文を読んでいました。
初等力学教育における「仕事」の扱いについて : 生徒の理解プロセスとその指導の例 岡崎 正, 中村 靖, 唐木 宏
ここに仕事とエネルギーについて、水を使ったモデルが描かれていて面白かったので紹介します。私が書いた図なので、論文を参考にして少し文などを書き換えました。
この図だと、仕事が物体のエネルギーを変えるものであること、また正の仕事とは物体のエネルギーを増やすものであり、負の仕事とは物体のエネルギーを減らすものであるということがわかります。仕事が流量であるということに重点をおいた図で、わかりやすいなと思いました。私は「ぶつりの123」や「やさしくわかりやすい物理基礎」で、仕事を「パン」に見立てて、パンを食べるとエネルギーが増えるなどと例えていましたが、このような水の例もいいなぁと思っています。
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