ケン博士とボール型ロボットプログラミング講座を行いました(T-KIDS)
平成30年3月21日にT-kIDSにて「ケン博士とボール型ロボットプログラミング」講座を行いました。今回の参加者は1組と少なかったのですが、児童・お父さん・お母さんの三人で参加をしてくださいました。非常に熱意がある方々で、事前にT-KIDSにどんな講座なのかの詳細なお問い合わせがあったそうです。
そんなことも知らずに、講座を開始したのですが、T-KIDSではロボットプログラミング教室ははじめて行いました。実際に行ってみて、プログラムとして学校で何回かやっていたこともあり、自信があったのですが、思った以上に楽しんでいただけてとてもうれしかった。
1組であったということもあり、三角形、四角形、六角形を描くなど、基本的なプログラミングについて伝えたあとは、実際にいろいろと考えてもらいながら実践しました。
こちらはお父さんとお子さんで、どちらが先に迷路をクリアできるのか?を競っている様子です。
結果はお子さんのほうが早いという面白いものに。トライアンドエラーの回数がお子さんのほうが多かったというのが勝因だと思います。プログラミング教育の良いところは、PDCAサイクルをがんがんまわせるということ。
ぼくの実験教室の特徴は、単に「楽しかった!」で終わるのではなく、科学への興味関心や数学や理科の知識を実際に活用するということに主眼をおいています。三角形を描くというのをミッションとしてあたえつつ、どうやってプログラムをすればよいのかを一緒に考えていくというスタンスですすんでいきました。
最後に、とっても難しいミッションですが、「正三角形を一回描いたら、ロボットに「1」、2回描いたら「2」というようにカウントをするプログラムを作ってみよう」というお題をだしました。これははっきりってムズカしい。
図形の角度を考えたり、ループ処理、奇数回でのカウントなどを勉強できるように作っていくとうまくいきますが、なんとお父さんが二重にループを入れることによってクリアしました。
小学校の図形の単元とも合っているので、参加したお子さんからも「数学の知識を実際にこうやって使うのかと思った」などと言っていました。
実験後のアンケートでは、
・満足度:5
・感想:もっといろいろなことをやってみたい。
と、このような結果でした。
ロボット講座をやってみて、確かな手応えを感じましたので、また機会をみつけて開催できればと思っています。今度はifをつかった条件分岐なども伝えていきたいと思っています。もしよろしければお会いしましょう。
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