え!?ピョンキーの前にレゴでアヒルを作ろう!

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。 

今日は授業でピョンキー(Pyonkee)をつかって「等速直線運動」と「等加速度直線運動」をプログラミングをするという授業を行いました。ピョンキーでプログラムを組むことによって、自然と座標軸を考えたり、また数式を意識してプログラムを組むことができて、理科的な狙いも合ったのですが、生徒としてはピョンキーにさわるだけで楽しかったようです。

ピョンキーはまさに「粘土」のようなもので、自分で考えたことを組み合わせて作品として作り上げていく自由度と面白さがあります。

そんなプログラミングを行う前に、先日SEPUPで知ったアヒルを作るワークを行いました。ピョンキーのプログラミングはブロックを組み合わせる「ビジュアルプログラミング」なのですが、レゴもブロックを使って組み上げるという意味では、ビジュアルプログラミング的なところがあります。

ブロックを組み合わせてプログラミングをすることができます。

またこのアヒルを作るというワークは、アヒルの正解のマニュアルなどなく、生徒は渡された部品を使ってアヒルを組み上げていくので、それぞれ違ったアヒルができあがります。

個人で20個のアヒルを買いました。

作った生徒のアヒル像が様々あることがわかります。

どれが正解というわけでもない。どれもアヒルです。

作っている最中に「説明書はないんですか?」などの声も聞かれましたが、出来上がったものを並べてみると、本当に様々なアヒルがありました。一つだけ同じアヒルが見られましたが、あとは全て違うアヒルです。

プログラミングも同じで、目的とする動きはありますが、その動きを実現する方法は、様々なものがあります(もちろん見た目の美しさなどもありますが、それは二の次です)。そういうものに気がついてほしいということで、このワークを行いました。

見た目がかわいいということもあり、おおいに盛り上がり、伝えたいことについても、体験を通してよく理解できたのかなと思います。実際のプログラミングにスムーズにうつっていくことができました。

一見関係ないように思えますが、とても有効な手法です。もしよろしければ、お試しください。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。