初めての理科ビジュアルプログラミング「iPad」でScratch(Pyonkee)

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。 

スクラッチ(Scrach)などのビジュアルプログラミングをしたことがなくて、タブレットなどではじめてピョンキー(Pyonkee)をつかってプログラミングをすると、戸惑うことが多数あるかとおもいます。そんなときに、一通り次の手順でプログラムをまずは組んで見ると、操作に慣れて何がどのようにできるのか?がわかるようになり、プログラミングという言葉に対しても「粘土」のような感じに思えてくるはずです。

今日はそんなはじめてプログラミングをする人のために、ピョンキーになれるための、一通りの流れについて紹介します。

ピョンキーを日本語に

ピョンキーを開いてはじめに困るのが「英語表記」かもしれません。そんなときは、

右上の地球儀 → もっと → 日本語 を選択

で日本語に変わります。

画面の見方

左がブロックがおいてある絵の具でいうところのパレットにあたります。中央がプログラミングをする場所で、バレットからブロックを選んでここにおきます。右側が実際にピョンキーが動く舞台です。

まずは動かしてみよう

制御 から 旗が押されたら を選んで、中央のプログラミングをするところに置きます。

動き から 10歩動く を中央までもってきて、旗のブロックとつけます。

左端にある「旗」を押してみると…。ピョンキーがちょっと動きます。

※ 1回押しただけでは少ししか動かないことがわかります。

繰り返し処理(ループ)を使おう

制御 から くりかえす を中央において、10歩動くを間にいれてみてください。

この状態でスタート(旗)をおすと、ピョンキーが右に10歩ずつ動いていき、右端にぶつかります。

プログラムをとめたいときは、右上の赤で示されたストップをおしてピョンキーを止めましょう。

タップがしにくいときは?

ピョンキーを動かしていると、ちょっと細かいところへのタップで困るシーンも出てくると思います。そんなときは左下にある指のボタンを押してみましょう。虫眼鏡モードになります。

左下の指のボタンを水色にすると、2本の指で拡大することができます。また操作をしたいときには、虫眼鏡のボタンをおして、虫眼鏡モードを解除することをお忘れなく。

拡大したら、はじっこまで言ってしまったPyonkeeのキャラクターを中央まで引き戻してみて下さい。

はじにきたらかえってくるようにする

動きのブロックから「もしはしについたら跳ね返る」というブロックをつけてみましょう。

歩いている感じがしない

キャラクターはスプライトといいますが、スプライトとは妖精を意味います。スプライトが歩いているようには見えないので、見た目を変化させてみましょう。

「見た目」から、「次のコスチュームにする」を選び、ブロックの中にいれます。するとぴょこぴょことスプライトがあるきはじめます。

ただし少し動きがはやいので、「制御」から「1秒まつ」を入れて、「0.2秒」に変更してみてください。

スタート地点をきめよう

次にスプライトの初期位置を決めます。中央は(0,0)で左右に250、上下に180の座標があります。左端は(-250,0)なので、ここをスタートとします。

「動き」から、「X座標を○、Y座標を○」を選び、それぞれ数字をいれて、スタートのあとにおいてみてください。

歩いた時に軌跡を残してみよう

「ペン」から「スタンプ」を選びループの中に入れてみると、あるきながらスタンプがおされます。またスタンプを消したい時には「ペン」から「消す」をスタートの直後に入れておきましょう。

ステージをかえてみよう

ステージを押して、「背景」のタブから「読み込み」のボタンを押すと様々な背景を選ぶことができます。もちろん自分で書くこともできますよ。

時間をつけてみよう

「変数」から「新しい変数を作る」をおして、適当な変数名をつけます。今回は「時間」とします。そして「時間を0にする」を頭に入れます。次に1回ループをするごとに時間を増やしてみましょう。ループの中に「時間を1ずつ変化させる」というものを入れておくと、時間が次々に足されていきます。

コピーの方法

ブロックをコピーしたい場合には、下にある「コマンド」のボタンを押してから、コピーしたいブロックをタップします。スプライトもコピーすることができます。

消し方

スプライトやブロックは、パレットの場所にドラックをすると消すことができます。

これで基本操作は終了です。

それでは問題。等速直線運動や等加速度直線運動をプログラミングしてみましょう。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。