水素と酸素をまぜて火をつけると…ドッカーン!!(爆鳴気)

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

水素だけを何かにためて火を近づけると、「ぽん」という音をたてて燃えます。また酸素だけをためて線香に火を近づけると、大きな炎をあげます。ここまでは良いのですが、水素と酸素をまぜて燃やすととんでもないことが起こります。そんな水素と酸素を混ぜて火をつけるとどうなるのか?こちらの動画をご覧ください。

この酸素と水素が混ざった気体を #爆鳴気 といいます。

自分が以前に行なってしまった恥ずかしい失敗を紹介します。以前シャボン玉の中に水素と酸素をためて、それをふくらませて火をつけるという実験をやっていました。次のイラストのような実験です。このとき大切なのがゴム管をしっかりとシャボン玉からぬいてから火をつけるということなのですが、

 ここで、とても危ないことがりました。何回かバン!と爆発がおきて実験成功だったのですが、あるときゴム管がシャボン玉についた状態で、火をシャボン玉に近づけてしまったときのことです。

ドッカーン!!

 大爆発を起こして、フラスコが飛び跳ねました。ゴム管を通して水素を発生させていた装置そのものまで大爆発をおこしたのです。幸い近くにいた生徒も私も含めて、怪我はなかったのですが、肝が冷えたという経験があります。

安全に 爆鳴気 を体験できるものに、よく科学ショーなどでやられているホースの中で行う方法があります。実際に行ってみた実験がこちらです。

瞬間、光と大きな音が発生します。水素や酸素をボンベで買っておくと簡単にすぐにできます。

楽天だとこちら。

 

手にもっていても安全です。実験方法については以下にまとめました。やってみたい方はどうぞ!

ホースの中で爆鳴気(酸素1、水素2)を反応させてみよう!

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