光の屈折と反射・臨界角の実験

今日は光の屈折の実験の一工夫について紹介します。今回の方法を使えば、格安で実験をできるので、自宅でも行いやすい実験になります。

光の実験をやりたい!でも…

光の屈折の実験では、光源が必要になります。光源はできるだけ光線の幅が狭いものが適しています。例えばレーザーをつかって行うこともできますし、教材会社で売られている光源装置も良いとおもいます。ただレーザーを使う場合は、レーザービームが扇形に出るものを使わなければ、生徒が実験に苦労をします(実際に扇形に出るものも、レーザー墨壷(すみつぼ)と言う商品で売られていますが、

少し高いので、なかなか班の数用意するのは難しいところです)。また教材会社で売られている光源装置は、そんなに安いものではなく、安く済ませたいという学校や、自宅でちょっと実験を子供としたい!という用途には向いていません。

そこで1300円程度で買える光源を使って実験を行う方法をご紹介します。この方法は、本校のI先生と一緒に、いろいろと試しながら見つけたものです。

科学の一工夫!

今回使う光源はこちら。

アーテックです!とても安い。

1000円程度で3つの光源が手にはいります。ただし光線の幅が少し広く、屈折の実験で使うと誤差が大きく出てしまいます。

そこでこの光源の光が出る幅をビニールテープを使って狭めてみました。

このことにより屈折光の幅も狭くなり、読むのが簡単になり、実験の精度が上がりました。

奥がしぼったもの、手前が何もしていないもの

テープで少し細工をするだけなのですぐに終わります。これがあれば、自宅でも屈折の実験やレンズの光の様子などがすぐに簡単にできますよね。

実験をやってみた

実際に生徒実験をしている写真を紹介します。

屈折率から物質を特定したり、臨界角の様子を見たりと、とても面白い実験がすぐにできるので、ぜひお試しください。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。