怒ったり叱らないでいたらクラス崩壊!に答えるアドラー心理学
みなさんは『嫌われる勇気』という本を読んだことがありますか?
私はというと、ベストセラーになっているので、よく書店でみかけていましたが、
なんとなく読む気にはなりませんでした。
ただ、友人で「人生ドラクエ化マニュアル」などが代表作の作家のJUNZOさんから、すすめられていたこともあり電子書籍で買ってみました。
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第一印象としては、「嫌われてもかまわないぜ!」みたいな自分勝手な本かとかってに思っていたのですが、
読んでみたら、世界が一変したのでベストセラーになった理由がよくわかりました。
これはアドラー心理学を、わかりやすく解説した本で、
今をどう生きるのか?どう選択をするのか?という、今の大切さが書かれている本でした。
もちろん教師にもおすすめできるのですが、すごいおすすめ!といわけでは個人的にはありませんでした。
しかし!
実はこの続編である、「幸せになる勇気」という本がすごかったのです。
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何がすごいのか、
実は、こちらの本は教育問題が主となってストーリーが語られるからです。
アドラーの教えでいえば、「叱っても、怒ってもならない」となるのですが、
実際にアドラー心理学に傾倒をした青年が、「叱らず、怒らずにいたら、クラスが荒れてしまった!」「どうしてくれるんだ!」という相談を哲学者にするところから、物語がはじまっていきます。
アドラー流の教育方法が語られていくわけですが、決して抽象論ではなく、具体的にどうすべきか?ということについても、語られていきます。
次々に、語られる人間の心理を考えた教育法は、生徒への対応を変えるというよりも、教師自身の接し方や、敎育感の変更を迫ってくるという、身につまされる内容です。
おすすめしたい本ですね(^^)
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