ドラクエに負ける人生にグッバイ!「人生ドラクエ化マニュアル」
ドラクエにはまったことはありますか?
みなさんは子供の頃、ドラクエ(通称ドラゴンクエスト)に
はまったことはありますか?
ぼくは鳥山明さんの絵の影響もあって、
ドラクエの大ファンです。
今はあえてゲーム機とは離れていますが、
それはゲームが嫌いになったわけではなく、
はまってしまうのがわかるからです。
そんな中、ぼくの友達JUNZOさんが
次のような本を出しました。
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(:電子書籍版もでたそうです! 2015年4月28日)
それは人生自体をドラクエのようにしてしまおう!
という挑戦的な本です。
人生をドラクエのようにする!?
ドラクエに感じたあのワクワク感、ドラクエをやめたときに襲ってくる現実世界の絶望感。
みなさんも味わったことがあるのではないでしょうか。
なぜ現実世界をドラクエのような
楽しい世界に変えることができないのか。
そのようなことを考えた作者のJUNZOさん
(なんと元エニックスの社員)は仕事をやめて、
自身の人生を使って実験をした結果、
ほんとうにドラクエ化を実現させ、ドラクエ化の極意を学びます。
そんな自分の体験から、
「人生をドラクエ化するためのテクニック」
について、事細かにまとめられた本です。
はじめにそのアイデアを本人から聞いた時は
「これ!絶対本にしたほうがいいとおもいます!」
と伝えたことを覚えています。
というのも、僕自身、しらずしらずのうちに教師生活をこのドラクエ化で
乗り越えてきた面があったからです。
ぜったいにこの本は苦しんでいる人を救える!
そう思いました。
また
学校で苦しんでいる新任の先生方にも、絶対のこの本は役立つはず!
そう思いました。
それは自分自身の経験からあきらかなのですが、
なんとぼくが苦しんだ学校での体験談も収録されることになりました。
そんなドラクエ化マニュアルについて、今回は私の視点から
特別に皆さんにご紹介したいと思います。
この記事は「科学のネタ」とは関係ないようにみえるかもしれませんが、
・生徒の対応に困っている先生
・授業の作り方で新しいものを考えている先生
・勉強がつまらないとおもっている生徒
そんな方も大いに参考になるとおもいます。
思えばぼくも自然に「ドラクエ化」していた。
ぼくは子供の頃ドラクエに大ハマリでした。
兄が友人からゲームソフトを借りてきたのがきっかけでしょうか。
はじめてふれたときは、「そうび」というものがわからず、
布の服などを買っては、満足をしていて、装備することなく、
いっこうに道具では強くならなくて、無理やりレベルをあげることで、
先にコマを進めていました。
恥ずかしい。
このようにルールがしっかりとわかっていないのに、それにもかかわらず、
敵と戦うことが毎日楽しくて、
自分の経験値もあがっていき、
敵を倒した先に広がる新しい世界や、洞窟の中で出会う宝箱に
毎日ワクワクしていたものです。
小学校が終わったら一目散に友達や自宅に帰り、
ドラクエをプレーする毎日。
今思えば、本当にダメな時間を過ごしたなと思いつつも、
あれよりも楽しい日々があったかというと、
なかなかみつかりません。
そんな幸せな時間をすごしてスイッチを切って、ときはたち、社会人1年目、
現実世界に戻ってみると、
なぜこんなに人生はつらいのか
そう思うことが多くありました。
今思えば、「ドラクエ化」ができていなかっただけだったのです。
JUNZOさんの提唱するドラクエ化は、自分の人生に
1 目的
2 ルール
3 敵
を意識的に入れていくことにあります。
すると人生がドラクエのように楽しくなってくる、
そんな理論です。
詳しくは本書を読んでほしいのですが、ぼくがドラクエ化のアイデアを
JUNZOさんからはじめてきいたとき、
その本質は、視点をずらすことにあると思いました。
みなさん経験したことがあると思いますが、
考え方や視点を少しずらすだけで、
目の前にある大変な物事がすっと軽くなったりすること
ありますよね。
そう考えると、人生をつまらなくさせているのは、
もしかしたら自分自身かもしれません。
つまりドラクエ化とは、ドラクエを題材にした視点の変え方のまとめかた本なのです。
戻りますが、実は社会人1年目のぼくは、自分自身で自分の首をしめていたのです。
働いた当初のことですが、
・一生懸命やっているのに、なかなか生徒には伝わらない。
・上司から意味不明に怒られる。
・仕事をこなすだけの毎日。
・自分がやりたかったことを見失ってしまう。
こんな失敗ばかりしていました。
生徒が楽しい!といってくれるときに感じる瞬間的な喜びと、辛く長い時間が続きました。
自分は教師には向いていない。
そう思い、転職活動をはじめていたこともありました。
しかしこれらはすべて自分の心が作り出しているもので、ゲーム化していないからこそ
起こることだったのです。
自分に原因を見出したぼくは、ゲーム化というものをよく知りませんでしたが、
しっかりと生徒や仕事に向き合い、どうすればいいのかを方策を練り、
あの手この手の試行錯誤がはじまりました。
今思えばまさにこの作業自体がゲーム化理論にそっているものでした。
改善の歯車を回すことが自体にやりがいに溢れ、毎日が楽しくなってきたのです。
あれよあれよというままに、授業改善が進むと同時に、
参考書(ぶつりの123)をかきあげ、出版社へ持ち込んで、
出版することもできました。どんどん人生が前に進んでいくようになったのです。
このような壁を乗り越えた経験をしていたので、JUNZOさんに出会って話を聞いた時に、
大きく共感しました。
今だから言えることですが、
人生のゲーム化をするための法則を話し始めた時、この人、やばいんじゃないか!宗教にさそわれるんじゃないか!
などと思ったものです(^_^;)
ただそれも杞憂で、とても楽しいメールのやりとりがはじまりました。
ゲーム化に疑問をもっていた私は、「このような現実問題の場合は、ゲーム化できるのか?」「あれはどうか?」
と質問を投げかけていくのですが、
人生の中でゲーム化を発見しているJUNZOさんは、「こうすればゲーム化できる」
という答えが瞬時にかえしてくるのです。
ああ、これは本物の理論なんだな!そう思いました。
ドラクエ化?ゲーム化?って何?
JUNZOさんのゲーム化の中でぼくが一番気に入っているのはこれです。
現実世界の敵をモンスターに置き換えろ!
そしてそこに書いてある、人生の「敵」は必要なもので、「敵」はかわいい!という教えです。
どういうことかというと、人生において個々人が目的を設定した途端に、
私達の目の前には敵が出現します。
例えば物理の楽しい授業をしたいという目的を設定すると、
目の前には「物理への苦手意識が強い生徒」が登場します。
目的を作ったから敵が出てきたのです。敵は自分で作り出しているのですね。
そしてその敵は、決していじわるで、手強い敵ではなく、
ドラクエの敵が鳥山明さんのイラストからくるあのかわいらしい敵と同じで、
本来かわいらしいものだとJUNZOさんはいいます。
たしかに、こわい先輩や上司もよく見たらかわいく見えてきますよね。
敵がかわいく見えれば、こうなればこっちのもので、
いろいろな実験をしてみて、
相手がどんな反応をするのかを記録して、
対策をたてていけばいいだけです。
これは、あのドラクエと同じです。敵であるメタルスライムやゴールドマンを
いやだと思う人はいないはずです。
どうにかいろいろなことを試して、
「メタルスライムに聖水!」ということに気が付くと、
敵なのに出会いたくなってきますよね。
これって毎日の生活で使えませんか?
敵はぼくたちにとって必要なものであり、自分で生み出している。
そして、ぼくたちのうてる手段はきっともっとたくさんあるはずです。
これには救われました。自分もそうやっていたのですが、
言語化してくれたので、腑に落ちた!
これ以外にも様々なゲーム化のテクニックが
JUNZOさんから語られて、往復書簡メールは何度もやりとりされました。
それがとうとう本になったのだから、またびっくりです。
そしてぼくの「ドラクエ化」ストーリーも、この本には盛り込まれています。
P192〜198
敵は生徒じゃない!生徒の苦手意識だ!
JUNZOさんから取材をうけて、このページを入れることになりました。
人生ドラクエ化マニュアルは、何にでも使うことができます。
教師なら授業改善にも使えるでしょう。
新任の先生で毎日まいっている先生は、見え方が変わるでしょう。
勉強についていけない生徒は、この本を読んで実践すれば、
自分で勉強するようになるかもしれません。
5月病に陥りそうな方はは、ぜひとも読んでみてください。はじめの数ページだけでもいいとおもいます。
JUNZOさんが公式ページを立ち上げたそうですので、こちらも御覧ください。
またぼくも問題をドラクエ化して見る試みを、行ってみました笑。
こちらを御覧ください。
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