地層を作って観察する実験をやってみよう!
地学の地層の分野に入り、 #地層 の観察をする実験をおこないました。用意したのは川砂、土、カラーゼオライトというものです。それぞれ、砂、泥、礫として使いました。なおカラーゼオライトはこちらで100円ショップで売られています。小粒と大粒というものがありますが、小粒を使用しました。
準備:プレート容器、試験管立て、試験管(Φ18)1本、川砂、土、プラコップ、薬さじ
|
川砂
|
土は黒土というものをつかました。
|
その他に用意したものはこちらです。シャーレではなくプラコップで行いました。
<実験1>
① プラコップに土を薬さじで山盛り2杯とる。同じように、川砂を2杯とる。プレート容器の中に入れて、薬さじをつかってよくかき混ぜる。
② 薬さじで試験管の中に、①のまざったものを大さじで3杯とる。
③ ②の試験管の7割程度まで水を入れる。
④ 親指で蓋をしながら、よく試験管をふって水とまぜてから、親指でおさえたまま試験管を一度逆さまにして、その後もとに戻してからすばやく試験管たておき、しばらく様子を見る。
⑤ スケッチをして、なぜそのようになったのか考える。
実際に実験1をやってみると、次のようになります。
れき・砂・泥の順番に層ができますね。生徒のスケッチの様子です。
<実験2>
⑥ ⑤の試験管に、さらに②を薬さじ2杯入れる。しばらくまってから、また薬さじ2杯入れる。
⑦ スケッチをして、地層がどのようにしてできるのかを考える。
実験2については、次のようになります。
カラーゼオライトを使わなくても、砂と土だけでもこのようにうまくいきます。
何やら美味しそうな、ケーキ見たいな模様ができますね。実際に実験をして観察をすると、班によってさまざまな模様ができたり、その模様がなぜできたのか?班によって入れ方などの違いがあって面白いものでした。
生徒のスケッチの様子です。
スケッチが皆うまくなってきました。
科学のタネを発信中!
ニュースレターを月1回配信しています。
[subscribe2]