テスターでブレッドボードの配線をチェック!
高校の授業や中学の科学部でブレッドボードを使っています。
ブレッドボードに回路を組む上で大切なのは、
ボードの中でどのような配線がされているのかを知り、最終的な回路の完成形をイメージをしながら、素子を差し込んでいくことです。
初めて見る生徒がほとんどですから、突然渡して、中の配線はこうなっているよ!と説明してから、始めても良いかとは思いますが、
授業でははじめに配線を自分で調べながら、ボードの中身を考えていくような実験をこなっています。
この実験は、テスターも使うので、テスターの使い方を学ぶこともできる一石二鳥でもあります。
そんな実験を今日はご紹介します。
科学のレシピ
用意するもの:テスター、ブレッドボード、ジャンパーコード、ワニ口
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手順:
1 テスターの端子とジャンパーコードをワニ口をつかってつなぎます。
2 テスターを抵抗を測るモードに設定する(Ωの表示にレバーを回して合わせる)。
3 ブレッドードの穴にジャンパーコードをさしていき、電流が流れている穴の関係を調べる。
もし電流が流れれば、その抵抗値が表示される。
生徒には、このブレッドボードの写真をプリントに印刷をしてわたしてありまふ。
中で接続されている穴と穴を赤の線でつないでいきます。
いつもやってみると、脳の回路もつながれるのか、まな板で魚を美しくさばくよつに、次々に赤ペンで中の様子を書き込んでいく生徒がでてきます。
こういう姿は女子ならではなのでしょうか?
答えはこんな感じです。
この絵をみてわかるように、上下のプラスとマイナスの位置が横に全部つながっており、
a〜eの穴は縦につながっていて横にはつながっていません。
またf〜jも同様で、大切なのはeとfがつながっていないところです。この隙間がブレッドボードの鍵になります。
規則性に気づいた生徒は、全部穴をたしかめなくても、予想して、次々に赤線がプリントの上を走っていきます。
あとで答え合わせを全員でやると、パズルの答えを見たような感覚になるのか、ワッと喉の奥から明るい声が吹き出ます!(^^)
こんなに盛り上がるのか!と初めて行った時は驚いたのですが、
ブレッドボードをはじめてさわるときにはこの作業からはじめてはいかがでしょうか(^^)
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