【実験講師】実験道具を詰め込んで全国へ!「深い学びにつながる授業の工夫」@栃木(宇都宮大学共同教育学部附属中学校)
サイエンストレーナーの桑子研です。毎日が実験。
「なぜ空は青いの?」「なぜモノは下に落ちるの?」
私たちの周りにある当たり前の風景も、一歩立ち止まって「なぜ?」と問い始めると、そこはもう科学の入り口です。子どもたちは皆、この「なぜ?」を見つける天才です。
本日、私は栃木県・宇都宮大学附属中学校様へお伺いし、そんな「なぜ?」の種を「わかった!」という感動の花に変えるための実験講習会のSSTA栃木支部の講師を務めてきました。
「楽しい」を「わかった!」に変える魔法
子どもたちは本来、知的好奇心の塊です。特に理科の実験は、ビーカーの中で色がパッと変わったり、予想外の煙が出たりと、彼らの純粋な探究心を刺激する絶好の機会です。
しかし、その一方で、「実験は楽しかった。でも、結局、何がわかったんだろう?」で終わらせてしまってはいないだろうか、という課題もまた、私たちが常に自問するところではないでしょうか。
ただ手順通りに操作し、「泡が出た」「色が変わった」で終わるのは、まるで魔法の呪文だけを覚えて、その仕組みを知らないのと同じです。科学とは、その「魔法(現象)」の「タネ(原理)」を解き明かすことなのですから。
今回の講習会『深い学びにつながる授業の工夫』では、単なる「作業」としての実験ではなく、子どもたちの思考を揺さぶり、対話を促す仕掛けを考えます。そして、「わかった!」という感動が次の「もっと知りたい!」につながるような、まさに「深い学び」を実現するための授業の工夫について、先生方と一緒に考えてきました。
宇都宮へ!「科学のタネ」を届けに

今回の旅のお供は東北新幹線。それ自体が物理学と工学の結晶ですね。 宇都宮駅は工事中でしたが、さすがは餃子の街。朝早くから餃子専門店に並ぶ方々の姿がちらほら見られました。

そして、こちらが附属中学校の理科室です。ものが綺麗に整理整頓されていて、素晴らしい環境です。ここでどんな「なぜ?」が生まれているのか、ワクワクします。

「なぜ?」を育てる実験講習会

こちらが今回使った実験道具たち。一つひとつが、子どもたちの「なぜ?」を引き出すための「科学のタネ」です。
今回の参加者は14名で、なんと小学校の先生と中学校の先生が半分半分くらいでした。 これは非常に意義深いことです。小学校で育てる「わぁ、不思議!」という感動(探究心)と、中学校で学ぶ「こういう仕組みだったのか!」という論理(知識)は、本来つながっているべきものです。その橋渡しをどう行うか、小中の先生方が一緒に考える場となり、私も大変嬉しく思いました。
参加された方からは、「桑子先生の子どもたちが自然とのめり込む教材作りや、「楽しさ」がある中で行っていく授業作りなど、非常に学びのある時間となりました。」という嬉しい意見をいただきました。
今回の講習会は、私が定期的に株式会社ナリカさんで行っているナリカサイエンスアカデミーの講座を受講してくださった先生からのお誘いで実現しました。さらに、小森栄治先生とのご縁も重なってのお誘いでした。
科学の面白さを伝えたい、という「思い」が、人と人との「ご縁」という名の化学反応でつながっていく…。そんな不思議にも感動した一日でした。
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