慣性の法則の概念形成を目指した探究的な学びの実践 ―等速直線運動の実現を題材として―(一般社団法人日本理科教育学会オンライン全国大会2026)

サイエンストレーナーの桑子研です。毎日が実験。

2026年3月20日に開催された「日本理科教育学会オンライン全国大会」にて次のタイトルで発表しました。

タイトル:「慣性の法則の概念形成を目指した探究的な学びの実践 ―等速直線運動の実現を題材として―」

桑子 研(千葉大学教育学部附属中学校) 河野 勉(千葉大学教育学部附属中学校) 吉本 一紀(千葉市教育センター)

理科の教科書に必ず登場する「慣性の法則」。言葉で言うのは簡単ですが、実は中学生にとって(そして大人にとっても!)、深く理解するのは意外と難しい概念です。それは私たちの日常には常に「摩擦」や「空気の抵抗」があるからです。

どうしても「力(ちから)を加えると、物体は運動する・力を加えないと物体は静止するというアリストテレス的な誤概念を拭うのは大変です。またよく見渡すと普段目にする等速直線運動は、実は力がさまざまに働いた結果として起こっていることが多く、力が全く働かない等速直線運動はほぼあり得ません。どうすれば理解を深められるのかについての授業を提案しました。探究的な学びの一つの提案でもあります。

こちら論文資料です 慣性の法則の概念形成を目指した探究的な学びの実践(PDF)

スライドはこちらです。キャンバで作りました。

発表の動画はこちらです。

B会場 第3セッション: 学習指導・教材(中学校)③ 11:20-12:20 の時間の3番目に発表しました。発表時間は13分、質疑応答が5分、入れ替えで3分の合計で17分です。私は12時頃から発表しました。

今回はその他にも第2セッションの「実験観察次の検索表活用が生物同定に当たれる影響〜土壌生物を対象とした授業実践〜」についても共同で発表しました(鹿島一輝、黒田敬、山本浩大、笠原恵)。

今回の発表では、生徒たちが「どうすれば等速直線運動を実現できるか?」という問いに挑むプロセスを丁寧に紹介しました。実践の様子についてはこちらにも掲載しているのでご覧ください。

慣性の法則の概念形成を目指したて!生徒が挑む“完璧な等速直線運動の実現”の探究型授業「その台車、本当に等速?」

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