コ、コレだ!青空から夕焼けまで、はっきりと再現!
「空はなぜ青く見えるの?」
理科の教員なら、必ず聞かれたことがある質問です。
そんなときに、言葉や図を使って散乱について説明をするのもよいのですが、
やはり実際に見せてしまうのが手っ取り早いし、生徒にとってみても
感動するし、強い記憶となって残ると思います。
いままで傘袋を使って、散乱の実験について科学のネタ帳では紹介をしてきたのですが、
[blogcard url=”https://phys-edu.net/wp/?p=22745″]
夕日の赤い空と、昼の青空を同時に見せるのは、少しむずかしいところです。
どうしても赤に目がいってしまって、青がよくわからないんですよね。
そう思って、ああでもない、こうでもない、と
いろいろ理科室で実験をしていたところ、
一気にどちらもうまく見せる方法について、たまたま発見をしたので、
みなさんにご紹介したいと思います!
科学のレシピ
用意するもの:
ペットボトル(1.5L)、キレイキレイ、大きめのLED懐中電灯(ペットボトルのおしりが載るようなサイズ)
ワックスや石鹸などいろいろ試したのですが、キレイキレイが個人的にはベストだと思っています。
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手順
① ペットボトルに水を入れて、キレイキレイをいれてよく振ります。うっすら全体が白っぽくなるくらいがベスト。入れ過ぎに注意!
② LED懐中電灯の上にペットボトルを置きます。
③ 部屋を暗くして、LEDをつけます。
④ ペットボトルの向きを横においてみる。
結果
まず立ててみると下のほうは青っぽくなり、
上にいくほど、
黄色から赤っぽく見えます。
真上から見るとわかりやすい。
このように青から赤まで見えるのですが、青と真ん中あたりの差がまだよくわかりにくいですよね。
そこで、ペットボトルを横にしてみました。
すると、こんなに綺麗に見えるんです。
近寄ってみると・・・。
驚きました!青がくっきり見えますよね!
ペットボトルという硬い素材で見せたことによる副産物でした。
これなら生徒の班に1つずつ用意をしても、
LED懐中電灯だけなので、数千円で済みそうです。
ご家庭でも試せると思いますので、ぜひやってみてくださいね!!(^^)
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