現場からお届けします!Kocriを使った理科の授業@丸の内の様子
平成27年11月29日(日)東京は丸の内の新国際ビルのGOOD DESIGN Marunouchiにて、Kocriをつかった模擬授業を行いました。
模擬授業のイベントの詳細はこちらを御覧ください。
ニュース 平成27年12月6日
模擬授業の様子を記者の寺島さんがハフィントンポストの記事にしてくださいました。
私の説明よりもよっぽどわかりやすいと思います。当日の様子はこちらで御覧ください(^^)
Kocriとは黒板にプロジェクタをつかって、予め用意をしていた画像を
瞬時に移して、その上からチョークで書いて説明をしていくものとして
サカワさんんとカヤックさんが共同で開発したiPhoneアプリです。
使っている様子はこちらを御覧ください。
Kocriのすばらしいところは、使っていることすら、教師が忘れてしまうくらい、
授業に自然に溶け込む仕組みだということです。
またKocriをよく使っていますが、これは生徒にもいえます。
生徒は電子黒板のように身構えることはないし、
iPadなどのように、生徒との目線が途切れてしまうこともありません。
これは大きなメリットになります。
これは文字ではお伝えするのが難しいことですから、
体験を通してということで、Kocriを開発した方から依頼をうけ、
模擬授業を行ってきたという経緯があります。
(その結果、東京新聞にその取組がのりました)
定員は20名程度で、当初は教員関係者が集まるのかなと思っていたのですが、
(1名とか2名とかだったらどうしよう!!)
フタをあけてみると、定員を超えて集まってくださるという結果に驚きました。
しかも様子を見ると、老若男女、様々な方、そしてあとでわかったのですが、
教師が意外と少ないようで、その多くは一般のかたでした(中にはライターの方などもいらっしゃいました)。
ちょうど道に面していたので、窓越しに見ている方も多くいて、
未来の見通しの悪い教育界だと思っていたら、世間の関心という光があたっているなと感じました。
教育に興味のある方って多いのですね!(^^)
毎日の授業の中では、生徒の前で実線をしていますので、
その実験の様子も体験してほしいなと思い、3事例紹介させていただきました。
紹介をする前は、見に来ていただいた方を見た時に、
本当に楽しんで帰ってくれるのかが心配でしたが、それも杞憂でした。
実際に授業をやってみると、「普段の実験を主体とした活動」と、「説明時などで使うICT」との
ハイブリッド授業であったことが功を奏したのか、楽しそうに最後まで聞いていただけたようです。
毎日の授業がとりあえずうまくまわっているのは、今目の前にいる生徒だけに対して言えることなのではないのか?
という一抹の不安もあったのですが、実際にやってみると、
自分自身、理科の最大のコンテンツは自然で、それをうまく発見できるような組み立てをやれば、
つまり今の高校生が面白いと思うものは、一般の方でも面白いとおもって聞いてもらえるんだ!という
大きな発見をすることができました。
いつか、もっと大きな場がいただけても、これなら自信をもってやることができそうです。
無償での活動でしたが、「来たものはとりあえずやれ!」という親の教えと、「必要とされているのならば」、
という思いでやってみたのですが、得るものがより大きかったです。
素晴らしい機会を与えていくださった、サカワの坂和さん、Kocriを開発しているカヤックの深津さん、
GoodDesigh丸の内のスタッフの皆様、ありがとうございました!
音声ファイルを公開しました。こちらをこちらからダウンロードをしてください。
PS
当日参加された方で、何かご質問などございましたら、いつでもご連絡いただければと思います(^^)
時間をみつけて返信いたします。
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