駄菓子屋で理科実験!100円バネで子供と波を起こそう
自宅でできる波の実験!
今日は自宅で簡単にできる実験について紹介します。
お子さんとぜひ遊んでみてください(^^)
駄菓子屋などで売られているバネ、通称スリンキーですが、
これをたくさん買ってくることによって、面白い波の実験をすることができます。
波はとくに言葉で説明するのが難しい分野です。
その理由はとにかく、動きを意識することが大切だからです。
これを言葉のみで説明するためには、たくさんの漫画を書いて、
動きをイメージさせなければいけません。
だから手っ取り早いのは、実際にものを見るということにつきます。
科学のレシピ
用意するもの:スリンキー2個
手順:
① スリンキーとスリンキーをビニールテープ等でつなげて、長いバネを作る。
② 端を誰かに持ってもらい、もう一方の端を持って揺らしてみる。
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結果:
このように波が発生して伝わっていくのがわかります。
またバネの一つのリングにクリップなどをつけて、波を起こしてみてください。
クリップの動きをみてみると、波形とともに左側に動いているわけではなく、
単にその場で上下に振動をしているだけだということがよくわかりますね。
これが波の範囲でもっとも大切な、媒質(クリップ)の動きと波の形の動きの
違いです。
その他にもバネを一つ手に入れるだけでいろいろな実験ができます。
例えばバネをたくさん買ってきて、糸でつなげてみると長くしてみると、こんなものも作ることが可能です。
このようにして少し浮かせて作ると、縦波や横波の様子を演示することもできて、
面白さがアップします。
ぜひ自宅でもスリンキーを一つ作ってみて、実際に波という現象をお子さんと一緒に見てあげてください(^^)
波の移動の様子や横波と縦波の違いについては、拙著『大人のための高校物理復習帳』に詳しくかきました。もしよかったらごらんください。
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PS
多湖輝さんが亡くなられたというニュースが入ってきました。
非常に残念でなりません。多湖輝さんの頭の体操という本、
実はぼくの小学5年生のときのクリスマスプレゼントでした。
親が買ってきたと思うのですが、当初はなぜこれがプレゼントになったのか、
さっぱりわからず、もらったときにサンタに「なぜだ〜〜!!」と不満をぶつけたのを覚えています。
でもこの「頭の体操」をふと読み始めると、はまってしまい抜け出せなく成りました。
こんな発想が、これも!こんなことも!
という次々と繰り出される多湖輝さんのおもしろ発想に、
ページをめくるごとに感動していました。
そして常識にとらわれてはいけないということを小学生ながら学びました。それからというもの、蹴り野球でも、ドッチボールでも、
いかにルールの裏をかくのか?に頭をひねるようになり、友達を悩ませるようになってしまいました笑。
頭の体操、すばらしい本です。ぜひよんでみてください。
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