原点こそ難!皮まで食べられる!みかん作りから学べたこと

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食べ終わりですみません!

このミカン!無農薬!

なんと皮まで食べられるんです!

初めて見ました!

昨日は

新春みかんの会ていねいに育て、ていねいに作る
高橋久美子 x dans la nature千葉奈津絵 x OZマガジン編集部

の12日(日)のほうに参加してきました。

高橋さんのご実家の無農薬みかんのお話はもちろんのこと、
千葉さんの、無農薬みかんの皮から作られたお菓子のお話など
まさに「ていねいに」をテーマとしたお話が展開されました。

実際にそのみかんとお菓子をいただいたのですが、
みかんは甘みと酸味がたっぷりでとてもおいしく、

またみかんの皮が入ったというお菓子は
みかんの酸味がふわ〜っと口のなかに広がって、
これはおいしいな〜と感心しながら味わいました。

そんな会の中で、高橋さんのご実家の「無農薬みかん」のお話が
とてもよかったのでご紹介したいと思います。

無農薬の難しさと生態系

ぼくも田舎育ちなのでよくわかるのですが、
田舎には親密な近所付き合いと、
それに付随する気遣いがあります。

(田舎がいい!と友だちが言うと、
メリット・デメリットが浮かびます。
ちなみにぼくは田舎が好きです)

ぼくは単純に「無農薬」と聞くと、いいことだ!

と信じていましたが、作りてにとってはいろいろと悩ましい問題があるそうです。

この点が、科学的にすごい感動しました。

例えば「無農薬」にすると、害虫(ダニやカメムシといっていました)が増えて、
もちろんお手入れも大変になります。

しかしその害虫が、周りにある他の畑に行くということも多いにあります。
ですから無農薬の畑にするためには、周り農家方々への配慮や、理解が大切で、

単にうちは無農薬をはじめました!

で1つの農家だけで済むような、そんな問題ではないということでした。

昔、大学院時代に里山のお手伝いをしていたことがあったのですが、
里山の環境のお話にかなり近いな〜という印象を受けました。

国境は人間が作るもの。でも環境は全て、つながっているんですね。

また無農薬は、表面が虫などの影響もありデコボコしたりすることや、
その他もろもろの理由もあり、

農協での流通が難しいというお話もありました。

農協は品質を一定に保たなければいけないということが
あるのでしょうね。

人間はいくつになっても変われる?

そんな無農薬でのみかん作りを10年前にはじめて、
いろいろな苦労があったというお話をききました。

農薬をつかった農法でずっと守っていたみかん農園を
無農薬にしたので、相当な難しいさ・そして意識改革が必要だった
ということです。

ここには書けないような話もたくさんありました。

ですが、その結果として、そんな無農薬みかんが
「高橋さんの」という誰が作ったかという名前がついて、
さらに買ってくれるかたからの「おししい!」という感想をきいて、

作りての意識がどんどん考え方が変わっていったというお話です。

高橋さんは、まとめとして、

どんなに大人になっても

変わるんだ!

変わることができるんだ!

というお話をしていました。

旅に出よう!

これらの物語は、当人は普通とおもっていることだったり、普通の話の中にあって、
普段は話題にはならないようなことなのかもしれません。

でも、当たり前のことですが、いろいろな人が普通だと思っていることが
他の人にとってこんなに面白い、感動させるたくさんのドラマが実は埋まっているんですね。

直接科学のことや、学校の仕事とは関係の無いお話でしたが、

授業作りをどうするか、
また今書いている本などを誰に届けたいのか?

ぼくは何が伝えられるのか?

ぼくたちは何ができるのか?

そんなことを考えてしまい、携帯に走り書きメモをしていました。

最近は料理の本を立ち読みして、科学実験の本も、
こんなデザインで作ったら面白いのかなーとか思っていたりしています。
意外なことですが、仕事のヒントは「外」にあるのかもしれません。

※ ただし、試しに読んでみた「小悪魔アゲハ」からは何もヒントは得られませんでした。

まさにオズマガジンの今週号と同じ

旅に出よう!

ですね。

この号では、実際に編集部の方が強くおすすめする場所に焦点をあてていて、
普通のガイドブックには紹介されないような場所が多くのっているとか。

まだ見ていませんが、作り手の思いがのっている本を読むのは、楽しみです。

またいろいろなイベントに時間をみつけて参加してみたいなと思いました。


科学のネタ帳オン
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