職員室で書類に埋もれないためのT先生の3つのつぶやき

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みなさんは文章などをどうやって作っていますか?私は教員になった当初、TEXというソフトやMacに搭載されたワープロソフトを使って文章を作っていました。また文の作成が大の苦手で、ちょっとした文章、例えば講師の依頼書等を作成するということが合った場合についても、かなり長い時間をかけて、書類を作っていました。

その状態を救ってくれたのが「T先生」のおせっかいだったのです。初任者向けに紹介したいと思います。

T先生の教え:ワードを使いなさい

ぼくを当初に指導していただいた、現在は退職されたT先生が声掛けをしてくれました。

ふと現れて、

T先生
「おもしろいソフトを使っているね〜。みんなは何をつかっているのかなぁ。」

などとちょっとちょっかいを出しては、消えていくという感じです。意味がよくわからなかったのですが、皆が使っているワードを使えということなのかなとおもい、ワード(マイクロソフトのWord)の使用を初めました。

使っていると、ワードは表示があまりきれいではなかったり、ココがずれる!おせっかいな機能が満載!と不満がありました。

ただ、ワードを使うといいところは、多くの書類がワードベースでできているため、他の方と共有したり、他の方がつくった書類を活用できるという点です。

そんなわけでワードを標準で使うようになり、当然の結果として作業スピードがあがります。本当に大切な授業準備や生徒対応などに時間をあてられるようになっていきました。

T先生の教え:コピーをしなさい

またよく忙しい時にかぎってでてきたT先生がいっていたのは、

「桑子君、大変だね〜。肩も凝っちゃうよね。もっと楽すれば?」

などとニヤニヤしながら、一言いって消えていくのです。何をこんな忙しい時にいっているのか…。

そして現在にいたります。T先生は定年で退職をされていますが、現在のぼくはT先生のあのときのちょっかいが非常に役立っています

例えば先日「施設を借りるための書類」を作る必要がありました。このとき昔のぼくなら「イチ」から作っていたと思いますが、まず教員が使っている共有フォルダから部「施設 借」で検索をして、適当な誰かが作った書類を抽出します。検索してみると出てきたのはワードで作られた書類でした。

その書類をコピーします。

そしてその書類をちょこちょこっと直して、作成完了となります。すぐに出来上がりました。これがT先生のいっていた「楽すれば?」のことだったのだと、今はよくわかります。

T先生の教え:パソコンで行うべきこととは?

パソコンはどういうときに使うといいのか、T先生が教えてくれたことも思い出しました。それは「共有」「コピー」「編集」で、何度も繰り返しおこなう作業をする場合です。

そういえば、新しく一から作るときには、紙でいいんじゃない?とか言っていました

ちょっとしたことですが、来年度教員になる方は、今のうちから誰かの資料を探せて、コピーをしてパクって、改変できるようにしておくテクニックだけは身につけておく必要があると思います。そうしないと、書類に埋もれて、自分が本当にやらなければいけないことが後回しになってしまいます…。T先生のアドバイスを共有しておきたいとおもって、今回は書いてみました。

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プロフィール

桑子 研
桑子 研(くわこけん) 1981年群馬県生まれ。共立女子中学高等学校の理科教諭を務めるかたわら、サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など科学啓蒙書・参考書・絵本など10冊。東京書籍の教科書編集委員・ナリカサイエンスアカデミー公認講師。

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幼児から高校生までの科学実験教室をひらいています。また教師のための実験×ICT講座を全国で行っています。