水ビーズを使って化学反応式の表し方について考えてみよう!

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

水ビーズ(アクアビーズ)をつかって化学変化の様子を表す教材を見せてもらいました。生徒にそれぞれ家に持って帰ってもらっていたとのことです。このような体験を通しておけば、水素と酸素の反応で水がでできるとき、水素分子の数が少ないと、左右での原子の数のバランスが崩れてしまうというのがよくわかりますね。

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なお分子と組成式の区別は必要とのこと。分子の反応ならこのイメージのまんまで良いですね。

また今年は中学3年生を教えているのですが、H20の2がなぜ小さい2のか、や、水素分子の2H2の数字の付け方など、何度も口頭で伝えているのですが、よくわからない生徒もいて、自分で作ったモデルと比較をしながら、表し方について学ぶとよく身につきそうだなと感じました。

話していて考えたのは、水ビーズで作った作品を写真にとらせれば、もう少し短時間で、いろいろな作品を作ったり、次年度への持ち越しも楽だなと感じました。いろいろな可能性がある教材だなと感じました。

参考

インターネットで見つけたこちらのプリントで練習をするのもよいですね。

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