え!けん玉で物理がわかる!?コツから見る科学のネタ


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昨日紹介した、猫が地面に着地するときの様子、みなさんはご覧になりましたか

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スーパースローモーション映像でみることができ、理科教師必須の映像だったと思います。

ぼくは放物運動、おもに鉛直投げ上げを教えるときには、けん玉をやらせるようにしています。なぜけん玉?と思うかもしれませんが、けん玉をやらせると、あることを体感して、体で理解できるようになるからなのですね。

ぜひお子さんをお持ちの方は、ご家庭で挑戦してみてください!今日はけん玉の見どころ、物理との関係性について、ご紹介します。

こちらはけん玉のコツについて、けん玉の本に書かれていました。

けん玉のコツ

① 大皿を持ち、ひざを曲げる

② 玉を真上に上げる

③ 大皿をさしいれる
玉が一番高くあがったときに、玉の真下に大皿をさし入れる。

④ 玉を受け止める
玉が落ちるのに合わせひざを曲げ、やさしく受け止める。

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『けん玉上達ブック』(日本けん玉協会)

いかがでしたでしょうか。

けん玉で大切なことは、いかに大皿とボールの衝撃をやわらげるかということですね。

そのために、③大皿を差し入れる を見ると、
玉が一番高く上がった」というときに、お皿を差し入れるのがコツだということが書かれています。

ではなぜ最高点を目指すのかというと、最高点ではボールが瞬間的に静止をするからですよね。
というわけで、高1の物理基礎ではここを体感させたいというわけです。

多くの問題では最高点の高さや時間を調べるようなものが出題されますが、
そのときに必要なのが、最高点で速度が0になるという条件です。

単に覚える生徒がいるので、体で感じてほしいとおもって導入をしました。

その他にもけん玉には、④の玉を受け止める というところにあるように、
「玉が落ちるのに合わせて膝を曲げ」とありますが、

相対速度を意識させることや、力積の時間tを長くして、
衝撃を和らげるという効果を教えることもできます。
(詳しい式を用いた説明は、昨日の記事を御覧ください

満足!猫の着地の超スローモーションが面白すぎる!力積と運動量
みなさんは、猫を投げたことがありますか? 動物虐待になりますから、マネをしないでほしいのですが、 ぼくは小さい頃、おばあちゃ...

放物運動以外にも、いろいろなことを学ぶことができます。

けん玉だけで、ここまでわかるなんて、面白いですよね。
ぜひ自宅でもたくさん買って、お子さんと遊んでみてください。
こんなちょっとしたことから、物理がはじまります!

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