画素が見える!液晶テレビをスマホでパシャ!

液晶テレビをよく見てみると、驚きの事実発見!

先日「広告の肉の表記の拡大写真が面白い」ことについて紹介しました。

授業のはじめに『肉』を顕微鏡で見てみよう。
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これと同じように、自宅のテレビ(液晶テレビ)を見てみると、
面白いことを発見することができます。

ご自宅でもすぐにできる、液晶の画素がわかる実験の紹介です。

科学のレシピ

用意するもの:液晶テレビ、スマートフォン(デジタルカメラ)

方法:
1 液晶テレビにスマートフォンを向けて、できるだけスマホを近づけて写真をとります。
2 写真を拡大していきます。

結果はこちらを御覧ください。

スクリーンショット 2016-04-09 5.11.15

拡大

スクリーンショット 2016-04-09 5.11.22

このあたりで画面に近づけてスマホで写真をとってみて下さい。

スクリーンショット 2016-04-09 5.11.29

写真を拡大します。

スクリーンショット 2016-04-09 5.11.51

スクリーンショット 2016-04-09 5.14.30

オレンジの部分では赤がメインで緑が少し入っています。
白の部分は全ての色が光っていて、
黄色の部分では赤が少し、緑が少し光っています。

面白いですよね。直接虫眼鏡などで、液晶の画面を見ることでも確認することができますが、
画面が動くと目にちらつきが出ることがあり、目にはあまり良くないなと感じましたので、
デジタル写真で確認をする方法をご紹介しました。

液晶テレビはこのように、赤R、緑G、青B、の組み合わせでいろいろな色を表現しています。

スクリーンショット 2016-04-09 5.14.45

赤・緑・青(RGB)で1セット。これが1画素

白であれば、RGBすべてが光っていて、赤っぽいいろはRがよく光、GやBが少し入ったりしているといった具合です。3色の組み合わせとその強さによって、私達はいろいろな色を見るというわけですね。

RGBが1セットで1画素といい、普通のテレビの場合はその液晶が1920×1080≒200万個
ついています。4Kテレビはこの4倍の画素がついています。

ちょっと引いてみると、白く見えるのに、少し拡大すれば、別々の色に見えるというのが面白いですよね。
光の三原色などがよくわかるので、自宅でぜひ確認してみてください。

そんな目の仕組みを利用した、おもしろいシャチハタも売られえいます。ぜひこちらも検討してみてください。

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先日紹介した「すごい家電」という本にも、液晶の仕組みについて詳しく書かれていました。
面白い本ですので、ぜひお母さんもお読み下さい。お子さんにお話する1つのきっかけになるとおもいます(^^)

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。