小学生からどうぞ!電気回路が隅の隅まで3Dで見渡せるソフト
3次元シミュレーター
まずはこちらの動画を御覧ください。電子ブロックのように楽しめて、立体的なモデルまでイメージできるというスグレモノのウェブ教材です。
フラッシで動いているようですので、パソコンブラウザがあればOSに関わらず見ることができます。ただしiPhone等のiOSはフラッシュに対応していなません。パソコンで御覧ください。
先日の科学のネタの記事で物理シミュレーションソフトについて、紹介したところ、
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twitterにて、にこ らすさん(@Nicol_as)から次のような情報をいただきました。
こんばんは。手前味噌ながら、電気回路シミュレータにはこんなのもありますよ。(開発者の1人です)
※ クリックしてうまく動かない場合は、ダウンロードをして、フラッシュファイルをブラウザで開いてみて下さい。
編集画面もカンタン!
直流版や交流版に切り替えられるものがおすすめです。画面はこのような感じです。
上部にある素子(パーツ)をこのマス目に配置していきます。例えば、このように配置してみました。
ボタンを押すと、回路記号からイメージ絵にも、瞬間に変わります。小学生や中学生には嬉しい機能ですね。
中学生などに取り組ませるときには、勉強後に 回路図に切り替えたりすると、覚えてくれそうですね。
できたら、3次元で見渡せる!
左下のOKボタンをおすと、瞬間的に電位図の立体モデルが表示されます。これはすごい!!
しかもくるくると回して、隅の隅まで見ることも出来ました。もちろん抵抗の大きさだって変えられますよ!
電流計や電圧計をつなぐと、量も表示されます。また並列つなぎもやってみました。
OKボタンを押して、立体図にしてみてみると、
おー!エネルギーの消費のイメージがつきますね。直列つなぎだとどうだろう。
ポチットな。
わおーー!すごい!!直列のほうがエネルギーの消費が二段階になっているようすがよくわかりますね。しかもこのように、立体図と並べて見ながら、どこで電位がいくらなのかも表示されます。
各種パラメーターも確認できる!
交流は電気振動も再現できる!
ちなみに交流はちゃんと振動をしますよ。回路を組んでボタンを押してみましょう。今回はこのような電気振動の回路を組んでみました。
OKボタンをおすと、電源を中心に回路全体が振動します。スイッチをきると、コイルとコンデンサーの間で振動が起こります。
このあたり実際に触って確認をしてみてください。本当にすごいソフトですね。UIが使いやすくて、考えられて作られているし、デザインもきれいなので、小学生から気楽に遊べそうです。
家庭や学校で使ってみて下さい
このシミュレーションソフトだとマス目にとらわれるところがあるので、前回紹介したソフトと合わせて使って、生徒や教える学年により適した方を採用してみてはいかがでしょうか。
私もこのシミュレーションソフトは生徒に触らせたことがなかったので今度使ってみようとおもいます。にこらすさんありがとうございました!
みなさんはどんなソフトを使っていますか?こういうものがある!など面白いものがございましたら、ぜひ教えて下さいね(^^)。
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