ダメ!絶対!遠心力を多用すると円運動が解けなくなる。
遠心力なんかひかなくたって、
円運動は解けます!
あなたは円運動の解法で遠心力を使っていませんか?
あなたは円運動の問題をどうやってといていますか?
在校生ならリードαの76ページ、基本例題35・36を遠心力を使わないで
解けましたか?解けない人は読んでみてください!
たまに困ったな〜とおもう解き方を目にします。
例えば、円運動は単に運動方程式を作ればいいだけなのですが、
向心力を原因もわからずに引いていたり、
外から見た立場なのに、遠心力を引いていたり、
いろいろな解き方がごっちゃになっているからです。
そんな生徒の解法を見てよく思います。
「ぼくもよくやったなぁ」って。
そう、ぼくもまったくわけもわからず円運動の問題を解いていました。
遠心力を引いて、運動方程式をつくって、何が何やらわからずに
数式が完成します。そして解くと、もちろん解けないわけです。
「なんだこりゃ〜、物理はだめだ〜苦手だ〜。」
ぼくは問題集を投げ出しました。
円運動の解法で遠心力を使って解く人も多いかもしれません。
ぼくはオススメをしません。
このように解いてみましょう。
円運動の問題は、かならず外にいる立場で解いていきましょう。
もちろんスタンスとしては慣性力である遠心力をつかって解けることも大切ですが、
あくまで例外的な解法です(繰り返しますが、遠心力で解けることも大切ですけどね)。
いつもどおり、落ち着いて中心方向に運動方程式を作る、
そんな解法で十分なんですね。
こういうときも、
こういうときも
リードαのテキストを使っているのですが、
解答・解説では、遠心力をつかってといている解法や、
使わないで解法がごっちゃになっているので、
とっても生徒から多くの質問を受けます。
まずは落ち着いて運動方程式をつくって解けるように、ぜひ問題演習を繰り返してみてくださいね。
な〜んだ、今までとおなじ解き方じゃん!!
いつかきっと、そう思うときがくるはずですよ。
今日のオススメ
ちょっとむずかしいかなと思ったら、橋元流の読み物を読んでみましょう。
橋元淳一郎の物理橋元流解法の大原…
読み物ですので、一度さらっと読んでみて、また取り組んでみてくださいね。
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