イラっとしたら試してみて!物理学者が教えるストレス軽減の極意
イラっとしたら、一歩引いてみる?—物理学者の智慧でストレス軽減!
ああ、イラっとする!そんな瞬間、ありますよね?ぼくはもともと短気な性格で、物事に近づきすぎるとすぐカッとなるタイプでした。でも、大学生くらいになってから、「常に少し引き気味で物事を見る」ことを意識するようにしたんです。すると、自分のちょっとした行動にもクスッと笑えるようになり、ストレスが減りました。
そんなぼくのストレス対策と似た考え方が、物理学者・志村忠夫先生の『物理学者が教える 筋道たてて考える技術』に書かれていたので紹介します!
この本は高校生や中学生でも読める優しい文章で、「論理的思考力をどう鍛えるか?」を物理の視点から解説しています。特に印象的だったのが、「一歩引いて考えることの大切さ」。ぼくが実感していたことが、しっかりと言語化されていてスッキリしました!
そして、本書にはストレスをためないための6つの智慧が紹介されています。
ストレスをためない6つの智慧
1. 自分のものさしに従う
2. できることとできないことを区別する
3. やるべきことと、やるべきでないことを区別する
4. 自分が尊敬する人以外の評価は気にしない
5. どんなこと、どんな人にも感謝の気持ちをもつ
6. 小欲知足(小さな欲で満足する)
これ、めちゃくちゃ本質をついてますよね?もちろん、全部実践するのは難しいですが、イラっとしたときに「おっと、イカンイカン!」と思い直せるだけでも、心の安定につながる気がします。
さらに、この本では微積分の考え方を「分解して考え、再構築すること」と説明していて、日常の思考にも応用できると述べています。文系の生徒にも、数学や物理の面白さをこういう形で伝えられたらいいなと思いました!実はこの本、『いかにして問題をとくか』にも通じる内容があって、問題解決の方法論としてもすごく参考になります。高校生にはぜひ読んでほしい!物理が苦手な人でも楽しめる良書です。ぜひチェックしてみてくださいね!