電車の中で転がる空き缶の謎!?慣性力を体感できる楽しい実験装置をご紹介!
慣性力の「見かけ」ってなんだろう?実験装置で体験しよう!
今日はちょっとおもしろい実験装置の紹介です!その名も「慣性力 実験装置」。…と聞くと少し難しそうに感じるかもしれませんが、慣性力を体験することで、この力がどんなふうに働いているのかがバッチリわかるようになるんです。まず、慣性力ってどういうものか、ちょっとしたシーンを想像してみましょう。
電車の中で転がる空き缶?不思議な力の正体
たとえば電車の中で、空き缶が床に落ちているとします。電車が発車したとたん、その空き缶がゴロゴロとこちらに転がってくるのを見たことはありませんか?あれは空き缶に不思議な力が働いているわけではなく、「慣性力」のおかげなんです!
でも、慣性力って言葉だけで説明するのは難しいですよね。何より「見かけ」の力だから、実際に体験してみるともっと理解が深まります。なので、私が授業で生徒に教えるときも、板書や映像だけでなく、実際にその場で「見て」「感じて」もらえるよう工夫しています。
これが私の「慣性力」実験装置!
そんなわけで、去年、自分で慣性力を体験できる実験装置を作ってみました!これがその装置です。
まず「電車」に見立てた台車に、ぬいぐるみを乗せました。ぬいぐるみ視点で見ることで、電車が急発進したり、止まったりしたときに「どんなふうに見えるか」を体感できるようにしています。
そして、なんと台車にiPadも設置してみました!ぬいぐるみの目線を通して動画を撮影できるので、どのように力が働いて見えるかを生徒に共有できるんです。いざ台車を押してみると、実際にはどんなふうに見えるのか、見てみましょう!
上の動画では、授業中の様子もお届けします。ちょっと笑い声が入っていますが、これも授業ならではのリアルな雰囲気。実際に装置を動かしているときの生徒たちの反応が、楽しくて仕方ありません!実はiPadを台車に取り付けるアイデアが思い浮かばず、なんと私が台車に乗り、生徒に押してもらうという荒技を実行しました。