水面に広がる不思議!川で見つける波の干渉模様の秘密
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
日常に潜む「波の干渉模様」、見つけられるかな?
日常にあるちょっとした不思議な模様に気づいたこと、ありませんか?たとえば、波の動きや重なりの中に“干渉模様”が隠れていることがあるんです!
今回ご紹介するのは、そんな「波の干渉現象」を実際に見つけてみよう!というテーマです。動画を見ていただくと、少し見にくいかもしれませんが…よーく目を凝らしてみると、ほら、なんとな〜く弱め合いの双曲線が見えませんか?
高校1年生の物理で学ぶ内容ですが、難しく考えなくて大丈夫。基本は「2つの波がぶつかると、強くなったり弱くなったりする現象が現れる」ことなんです。この動画は以前、河原で生徒たちと一緒に撮影したものなんですが、自然のなかでも意外と干渉縞が見つけられるんですよ。
ぜひみなさんも次に川へ出かけるときに、挑戦してみてください!川の水面に向かって、2つの石をぽん、ぽんと同時に投げ入れてみるんです。おそらく、大人よりも早く不思議な模様を見つけられるはず。子どもの目には、こういった“日常に隠れた数理の不思議”がたくさん映るんです。
また、この現象にハマってもっと知りたくなった方には、日常に潜む数理曲線を取り上げた『日常にひそむ数理曲線 DVD-Book』がおすすめ!身近な自然の中に隠れた科学の秘密がたっぷり詰まっています。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてくださいね!