OODAループ(ウーダ)とは?
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
PDCAサイクルという言葉はよく使われますが、近年注目を集めているものにOODAループ(ウーダと読むらしい)というものがあるそうです。先日初めて聞いて、調べてみました。例えばこちらに詳しく書かれています。
https://www.murc.jp/library/terms/aa/ooda/
OODAは以下の4つのステップで構成されている。
- Observe(観察):置かれている状況や周りの環境を客観的に観察し、現状をできるだけ正しく認識する。
- Orient(方向づけ):得られた情報を元に状況判断を行い、取るべき行動を方向づける。
- Decide(意思決定):具体的な手段を設定したうえで意思決定する。
- Act(行動):決定した内容を行動に移す。
だそうです。またPDCAの
Pが自分から始まる
に対して、
Oは観察から始まる。相手から始まる。
というのが大きな違いなんだとか。
PDCAサイクルとOODAループとの違いについては、
PDCAサイクルは後戻りすることが難しい「サイクル」であるのに対し、OODAは後戻りすることが可能な「ループ」になっている、といった違いがあり、このことからOODAループとも呼ばれる。
ということだそうです。
観察から始まるというのが、理科としてはしっくりくる部分がありますね。