道端にさくオレンジ色のお花の戦略(ナガミヒナゲシ)
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
ナガミヒナゲシについて、次のような記事を見かけました。
道端に咲くオレンジの花の正体 茎には毒…「切ったら黄色い汁」 自治体が続々と「注意喚起」 強い繁殖力も特徴 https://news.yahoo.co.jp/articles/c05131f46263cd47e51ad16b380b8dfcd827eb55
子供も小学校でこの花は要注意だと聞いていたそうです。綺麗で家の周りにもよく咲いています。学校にも咲いていました。
以下記事より抜粋しました。
4月から6月ごろにかけて花を咲かせる。しかし茎には毒があり、触るとかぶれる恐れがあるため、注意喚起を行う自治体も増えている。
『アレロパシー』という、根からほかの植物が育つのを抑制するような物質を出していると考えられています。ほかの植物の生育を抑えて、自分がどんどん広がっていく。そんな戦略を取っている植物です。
ナガミヒナゲシの実1つにおよそ1600粒、一株で15万粒ほどの種子が作られ、ものすごく強い繁殖力を持っているということだ。
黄色い汁が、茎を切ると出てくるんですけども、ちょっとピリピリするんです。肌が弱い人はかぶれたりする可能性はあると思います。ただ。毒はそんなに恐れるほど強いものではない。
一見、可愛らしいナガミヒナゲシ。しかし繁殖力が強く、触ると害のある花なので、道端で見かけても触らないよう気をつけてほしい。
綺麗な花ですが、独自の戦略をとっているようですね。かぶれたりするということで注意が必要だそうですが、興味深く感じました。