和紙の作り方体験
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
和紙作りの体験をさせていただきました。和紙は、以下の手順で作られるそうです。
1 原料の木の皮を乾燥させてから、大きな釜で煮ます。
2 2日くらい真水に晒し、煮汁を抜きます。
3 漂白剤で木の皮の繊維を白くします。
4 粉々にした原料を「すけた」と呼ばれる道具で1枚づつ漉きます。
5 漉いた紙を重ね、昔ながらの道具で均一に力を加えゆっくりと脱水します。
6 漉いた紙を水分をしぼります。
7 乾かします
参考 https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/sangyoshinko/washigadekirumade.html
原料となる木も種類があるそうですね。「楮(こうぞ)」「三椏(みつまた)」という木だそうです。
私たちがやってみたのは、4のすけたと呼ばれる道具で、漉く体験です。成分が溶けた溶液を触ってみたのですが、ドロドロとしていて、ノリのような感じでした。
これをすけたという道具で、救います。
これに花等で飾り付けをしました。
5〜7については、職員の方にやってもらったのですが、完成した和紙をいただけました。色がまた白くなり、とても綺麗に仕上がりました。