オオカナダモを茹でてヨウ素液を垂らしてみる(光合成を行う場所を調べる実験)
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
オオカナダモの葉を使って、光合成がどこで起こるのかを調べる実験を行いました。用意するものは、
顕微鏡、オオカナダモ、スライドガラス、カバーガラス、ピンセット、ヨウ素液、電気鍋、ライト
です。
オオカナダモは事前にとって、実験3日前にとって、暗室に2日間入れおいたものと、前日にとって日光をあてたり、ライトをあてたりしたものを用意しました。ライトはこちらです。
ライトについてはこちらにまとめました。
植物の光合成用のライトです。指導書をみると、赤外線を当てた方が良いということが書かれており、長い方の波長のほうが良いのはなぜだろう?と思っています。オオカナダモ特有のことなのでしょうか。もしご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。
この葉を5分茹でました。電気鍋大活躍です。アルミの容器を用意して、一方に日をあてた葉、もう一方に暗室の葉を入れました。
電気鍋はこちらにまとめました。
茹で上がったら、ピンセットで一枚葉をとって、ヨウ素液をかけて、しばらくしてから(1分くらい)カバーガラスをかけて、観察しました。こちらが暗室の葉の様子です。
拡大すると、
とくに染まっている部分はあまりみられません。
こちらが日光にあてたものです。
黒くそまっているのがわかりますね。黒い部分をよくみてみると、葉緑体が染まっていることがわかります。