ホースの中で爆鳴気(酸素1、水素2)を反応させてみよう!
「爆鳴気」(ばくめいき)を作ってホースの中で火をつける実験を科学部で行いました。
用意したのは、ホース(内径φ12mm・8m(ジョイフル本田で切り売りをしています))、ゴム栓(No1(ピッタリあいます))、水素缶、酸素缶、傘袋、チャッカマン、耳栓、保護メガネです。
なお水素缶はすぐになくなります。今回の使用だと、1本で三回できることがわかりました。ご注意ください。
水素ボンベ
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ホースのφは内径が12mmのものを使いました。これは10mなので少し長いため、8mに切って使っています。2m分切りましょう。
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TRUSCO(トラスコ) 透明ホース12×15 10mカット (1巻) TTM-1215C10
ホームセンターでも売られています。切り売りされていました。10mにもできたのですが、8mにしてみました。ゴムは劣化もするので、なるべく新しいもので行いたいですね。
これに合うのが1号のゴム栓です。
まずは傘袋を三等分して、2:1になるように線をひいておきます。そこに酸素1、水素2でいれていきます。
酸素を1の目安の線まで入れて、その後、2の目安の線まで水素を入れます。この気体のことを爆鳴気といいます。
この傘袋の先をホースにつけて、少しずつゆっくりと傘袋を折りたたみながら、ホースに混合気体を入れていきます。このときまだゴム栓で蓋をしません。傘袋を最後まで傘袋を畳んだら、
1 ゴム栓で蓋をして、
2 片方にチャッカマンをつっこんで
蓋をします。
これで準備完了です。「3・2・1」の掛け声で、チャッカマンのトリガーをひくと、大きな音とともに、化学反応が起こり、中が光ります。
大きな音がなるので、ここで注意!耳をふさぐなど対策をとることと、念の為に保護メガネをして行いましょう。
光と音が発生していることや、爆発という現象について知ることができること、また気体が熱で膨張をするためか、反対側のゴム栓が勢いよくとんでいきます。
またホースの中が曇るので、水が発生していると考えられます。ほんとうなら塩化コバルト紙などでしらべるといいのかもしれませんね。
面白いだけではなく、いろいろなことがわかる実験です。
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