陰影起伏図(全球版)で地球を眺めてみよう
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
こちらの陰影起伏図(全球版)をみていました。
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/release_thematic_maps_20180606.html
黒や赤色が標高の高いところ、青や緑が標高の低いところです。
この地図を見ていると、いろいろと不思議なことに気がつくと思います。
こちらは日本を中心に見ている時の図です。
こちらはヨーロッパを中心に見ている時の図です。
大陸が移動していることが証明されたのは、1955年です。結構最近のことですよね。こちらのサイトにまとめられています。
世界で初めて近代的世界地図を作成したフランドル人の地理学者、アブラハム・オルテリウス(1527-1598)は、アメリカ大陸の東海岸とアフリカ大陸の西海岸の海岸線が似ていることに気付いたと言われている。1912年にドイツの気象学者であったアルフレッド・ウェゲナー(1880-1930)が「大陸移動説」を提唱する300年以上も前のことである。
中略
ちょうど100 年前に『大陸と海洋の起源』(Wegener、1915)という一冊の本でまとめられた大陸移動説は、現代固体地球科学の幕開けを意味する。