冬至の今こそ、早い時間に土星を見てみました(天体望遠鏡)
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
先日、 #土星 を学校で観察しまいた。冬至に近いこの時期は日の沈みが早いので、16時30分ころには暗くなって、早い時間に土星の観察をすることができるようになります。惑星好きな先生からその手順を教えていただきました。
まずは、脚を北に向ける(方位磁針を使って)
黒い線を合わせて、望遠鏡を西に・水平に向ける
スイッチを入れて、日時を正確にセットする。赤道儀で時点にあわせて望遠鏡が追尾をするようにする。観測地点の座標入力をする(学校のは東京の緯度経度がすでにデフォルトで入っている)。
金星などわかりやすい星をみつけて、アライメント(補正)をする。
画面上で金星をセットして(この時点では本物の金星と位置がずれている)、その後補助望遠鏡でみながら、金星を十字キーで真ん中にするようにして、画面上の金星と位置を合わせる。
(天体シミュレーションソフト #Stellarium がとっても便利です。https://stellarium-web.org/ )
目的の天体を画面でさがして決定をおすと、望遠鏡がその方向を指す。今回は土星をセット。
画面上で土星をセットして、もう一度アライメントをする。
アライメントは少なくとも二点、そして多ければ多いほど自動追尾の精度があがる。
ということで、土星を見ることができました。写真にもとったのですが、うまく写真ではとれなかったのでここでは紹介できません。残念。
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