地震による被害とその対策について【科学未来館】
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
科学未来館で、地震に対してどのような対策をたてることができるのか?というような建物の展示があっておもしろかったのでまとめて紹介します。まずは液状化現象に関する展示です。
砂が細かく動きはじめると、物体が沈んでいくのがよくわかります。紐がついていて、すぐにまた元の状態に戻せるのが工夫ですね。
続いて、どのようにすると家やビルなどを地震から守るのかという実験。
・基礎とビルの間を離す 免震 免震ゴム
これはゆれを建物に伝わらせないという工夫。地面から切り離そうとすることだそうです(下にピンポン玉を入れると、建物がゆれなくなる)。
・耐震 揺れに負けないように丈夫にする 揺れを受け止める 剛構造 しなやかにゆれる 柔構造
建物に斜め方向の構造を追加。
制振 ゆれを弱めるブレーキのようなはたらき スロッシングダンパー
高層ビルのゆれを小さくする 制振(振り子や水槽などをおく)
ビルのゆれにと反対方向に水が動いて、ビルのゆれを抑えます。
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