【まとめ】初めての先生向け「動画授業」作成の4つの方法

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。

校内の研修で「動画授業の作り方」というものを行いました。初めての方向けの研修でしたが、他校の先生方にも参考になると思いましたので、紹介します。動画授業をはじめて作ろうとおもった先生方はご参考になさってください。簡単につくれて、今までの対面授業で使用してきたパワーポイントなどの教材を使うことができるような、そんな方法について、iPadとPCどちらも2つずつ、合計4つ紹介いたします。

【iPadを使って動画を作る方法】

① 標準アプリ 画面録画機能を使って作成する

お手軽:☆☆☆ 動画作成の自由度:☆
メリット:デフォルトアプリなので、なにかインストールする必要なくすぐに使える。また画面にうつるものを録画できるという面でわかりやすい。
デメリット:熱処理の関係で映像と音声がずれてくるので、長い時間(10分以上)の撮影には向かない。撮り直しが大変である。

使い方動画:

説明:
設定アプリ→コントロールセンター→コントロールセンターをカスタマイズ→画面収録をオン→ホームボタンをおして戻りコントロールセンターを表示 画面録画ボタンを長押し(マイクをONに)→画面収録開始

 ② ExplainEDUアプリで作成

お手軽:☆☆ 動画作成の自由度:☆☆☆
メリット:授業作成用のアプリなので、ポインター等、機能が豊富である。また画面録画のように声と映像がずれることがほとんどない。
デメリット:有料アプリである。

作成例(7分30秒ころからExplainEDUを使用しています)

使い方動画:
使い方は私が動画でまとめましたので、御覧ください。

【PCを使う方法】

 ① powerpointで画面録画

お手軽:☆☆☆ 動画作成の自由度:☆☆
メリット :教員が使い慣れたパワーポイントなので、作成に対する壁が非常に低い。また今まで作ってkチアパワーポイント教材などを利用することができる。
デメリット:特に無し。

方法の動画

説明:
挿入 → メディアのところから、画面録画、範囲指定 → 録画ボタン → 録画終わったら、カーソルを上にもっていき、メニュー出現、停止ボタン → スライド上に張り付きます。右クリックで「メディアに名前をつけて保存」を選択でデスクトップに映像を保存できます。

② GoogleMeetで一人Meet録画

お手軽:☆☆☆ 動画作成の自由度:☆☆+☆半分
メリット :表情を出して授業収録ができる。道具を使って見せながら話をしたり、身振り手振りも収録できるので、生徒の興味や動画視聴への意欲をます効果がある。無料である。
デメリット:ネットワークに接続した状態でないとできない。

作り方動画:私が作りました。こちらを御覧ください。

○オンライン授業の特性

オンライン授業に対面授業と同じことは求めてしまいがちです。そのため期待が大きくなりすぎ、結果できずに、やる気が削がれてしまう傾向にあります。対面授業の良さは多くの生徒の反応を見ながら進められることですが、オンライン授業では対面ほど効率的には行えません。ZoomやMeetなどの同期型の会議システムを使った授業を長時間行うことは目や腰も疲れ、現実的ではありません。また非同期型の動画授業では、生徒自身が学びたいと思わなければ、用意した教材を全く活用しないかもしれません。
その一方でオンラインの良さもあります。遠隔での感染拡大予防はもちろんのこと、同期型では普段質問をしない生徒もコメント欄に書かせることで参加の壁を下がりますし、少人数に分ければ意見交換もできます。非同期型の動画授業では好きな時間に、再生速度を速めたり、戻って何度も視聴できます。知識の習得に限って言えば効率的です。これらのことからオンライン授業では、知識伝達の場として非同期型の動画授業をベースに、非同期・同期関係なく生徒と相互交流のとれる質問や話し合いの場を設けることが最適だと考えます。

○教員が配信することのメリット

配信した動画授業をどうすれば生徒が見るのでしょうか。なぜ塾講師などのその道のプロの作った動画教材があふれているのに、私たち動画作成一年目の教員が動画を作り、配信する意味はどこにあるのでしょうか。私は現場の教員が作るからこそ、次のような良さ・長所が生徒にあると考えます。
・いつもの教員の声(または表情)が出てくることから受ける安心感
・普段の授業で使っていた教材の継続性(生徒に最適化された教材)
・校風や先生のキャラクター
このような物語性が授業動画の中身以上に、生徒にとってはもしかしたら大切であり、見られる要素になりうるのかもしれないなと考えます。同じ単元の動画であっても、先生の数だけあって良いし、少しくらい見た目に悪くても、その先生の動画授業を作ればよいのかなと考えています。

○参考になる情報

いろいろな参考になる記事がWEB上にありますが、以下の2つを私はおすすめします。

筑波大学での取り組み

https://tokusengai.com/_ct/17365567/p2

共立女子大学文芸学部・矢田貝先生の記事

https://dot.asahi.com/dot/2020052800055.html?page=1

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