酸・アルカリにはどんな電気をもったイオンが含まれているのか?
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
プラスチックシートの上にろ紙をのせて、このろ紙を電解質で満たして、pH試験紙をのせて両端に20Vので電圧をかけるという実験を行いました。pH試験紙の中央には塩酸と水酸化ナトリウムをしめらせた小さなろ紙をのせておきます。上が塩酸で下が水酸化ナトリウムです。タイムラプスで撮影をしたのがこちらです。
時間とともに、赤色が右に、青色が左に移動していくのがよくわかりますね。実際に加えた電圧は20Vで6分間撮影しました。
この結果から、pH試験紙の色を変化させる酸やアルカリの中には、イオンが関係しているのではないかということが推測されます。
この実験をやってみて思ったのは、最後のほうにpH試験紙の両サイドが色づくことです。なぜこのようなことが起こるのか、気になります。他の生徒のものも同様な現象が見られました。
実際にやってみると、いろいろな発見や新たな疑問が生まれて面白いなと感じました。
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