スイカやパスモに電池は不要!?分解してわかった驚きの仕組み!
みなさん、カード式のスイカやパスモって便利ですよね!でも、ちょっと不思議に思ったことはありませんか?電池が入っていないのに、タッチするだけで瞬時にやり取りがされて、残高が引かれる…。どうやってそんなことが可能なんでしょうか?私も気になったので、今回は思い切ってスイカを分解してみることにしました!ただし、真似はしないでくださいね。
<分解方法>
まずスイカをお湯に入れて少し煮ていきます。これは、カードに使われている糊を柔らかくするためです。ちょっと煮たら、周りをハサミで切って、カッターを横から差し込んでみると…おぉ!パカッときれいに外れました。そして、中を見てびっくり!中にはなんと、コイルがしっかり入っていたんです。
このコイルこそがスイカの秘密。電磁誘導によって電流が発生し、その電流がICチップを動かしているんですね。まさに、見えない電気の力が私たちの日常を支えているんです。技術って、本当にすごいですよね!
別件
遅ればせながら?最近モバイルSuicaというアプリをいれて、iPhoneXsのフェリカの機能を使ってみました。
スイカなどのカード式のモノ以外の、スマホに入れるようなフェリカを使ったことがなかったので、
入れてみて感動しました。使うごとにお金がリアルタイムで減っていくのが表示されたり、
常にポケットにお財布と携帯を入れて移動をしていたのが、携帯だけで済むようになりました。
その分リスクも大きくて、スマホを置き忘れたときに何もできなくなるという危険性があるので注意が必要ですが、
この技術すごいです。数年前から対応をしていたので、多くの方が使ったことがあると思うのですが、
モバイルSuica初心者としては、心が打たれました。
ちなみに別件ですが、非接触カードの話は電磁誘導のところで出てきます。モバイルSuicaの場合は電磁誘導は使っていないのかもしれませんが、物理教員としては、電源供給は電磁誘導で行ってほしいなと思っています。
あわあせてスマホ充電器もご覧ください。
科学のタネを発信中!
ニュースレターを月1回配信しています。
[subscribe2]