コレだ!大人のピタゴラスイッチに物理の定番問題が!

「大人の」ピタゴラスイッチ(想像力としかくい穴)という番組をたまたま発見し、録画してみました。あとで見てみると、物理教員なら誰しも作りたいと思うであろう、長年作りたいと思っていたあの装置がでてきて驚きました。それがこちらの装置です。

箱に穴があいていて、穴の中に鉄球がおちたときに、このクニャッとした滑り台の斜面にそって球がおいていきます。このときに、台車は右と左のどちらに動くのかというもの。これは運動量保存の法則を使って考えると、よくわかる問題で入試では定番となっているような問題。

でも問題は問題として、実際のものとして見ている人は少ないと思うんですよね。ぼくも実際の運動として見たのははじめてでした。

<何もしないで落としたら>

ボールが斜面上を下っている時には右に台車が動いて、ボールが壁にぶつかると、台車が左に動いて止まるという動き(ほぼもとの位置まで戻ってきます)

<右側の車輪に車輪止めをしておくと>

ボールが斜面を下っている間は台車は動かず、ボールが壁にぶつかると、台車が左に動く、

<左の壁をとりさる>

ボールが斜面を下っている間、台車は右側に加速するというような動きをするということが示されていました。

実際に動くとまたこれは面白い。ぜひ一度御覧ください。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。