力学のヒント!おいた文字が成分なのか・大きさなのか

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

今回の夏季講座では、力学と波の干渉の2つをテーマに伝えようと思いテキストを作っています。今日はそんな資料作りから、高校物理の力学のヒントについてまとめておきます。

中学から高校まで物理について学んでいきますが、何度も教科書等にには丁寧にかかれているものの、意識をしないと混乱をしてしまうのが「ベクトル」ということです。ベクトルを理解するのは(伝えるのは)本当に難しく、矢印を頭の中にイメージをすることなど、ちょっと数式だけの扱いとは異なる部分も出てきます。

例えば「速さ」を答えなさい。と「速度」を答えなさい。というのはさんざん注意しなさいと学校でも注意をされるので、「細かいな~」と思いつつも注意をして間違えないようにする生徒が多いとは思います。

1次元の運動を表現する場合にはとく注意が必要なのが、問題文で置かれている文字aやF(または自分でおいた文字)が、ベクトルの成分を示しているのか(正負をとる)、大きさを示しているのか(絶対値、負はありえない)についてはです。

これらをしっかりと頭の中で整理をしながら解いていかなければいけません。これも細かい話なのですが、なにかとつまずくところの一つです(微積分などでも重要になってきます)。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。